【韓国MERS拡大】死者２０人、感染者１６２人　韓国で初のＭＥＲＳ家庭内感染の疑いも　地域社会で感染が広がるおそれ［06/17］

★韓国、初のＭＥＲＳ家庭内感染の疑いも

ＭＥＲＳ（マーズ）の流行が続く韓国で、初めて家庭内での感染が疑われる事例が発生しました。
これまでの院内感染から、地域社会での感染に広がるおそれも出ています。

家庭内感染が疑われているのは、韓国第４の都市・大邱（テグ）に住む５５歳の男性です。
男性は先に感染が確認され、すでに死亡した母親から自宅でウイルスをうつされた可能性があるということです。

「母親と一緒に生活されていたので、母親から感染した可能性はあります」（韓国保健福祉省の会見）

ただ、韓国の保健福祉省は、男性が、感染者が出た病院も訪れていることから、
改めて詳しい感染経路を調べるとしています。

家庭内感染が確認されれば、韓国で初めての事例となり、地域社会で感染が広がるおそれも出てきました。
韓国でのＭＥＲＳ感染者は、新たに８人増え１６２人に、死者も１人増え２０人になっています。

こうした中、ヨーロッパのチェコでも、ＭＥＲＳに感染した疑いのある男性が、
首都プラハの病院に入院したと現地メディアが伝えています。男性は韓国各地を旅行して、
先月末に帰国したのち、発熱などの症状が出ているということです。

一方、ドイツ北部でＭＥＲＳに感染していた６５歳の男性が死亡しました。
現地メディアによりますと、男性は今年２月、ＵＡＥ＝アラブ首長国連邦に旅行した際に感染したとみられています。

ＭＥＲＳをめぐっては、ＷＨＯ＝世界保健機関が、韓国での流行が「緊急事態」に該当するかどうか検討し、
１７日に発表することにしています。（17日11:33）

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2519507.html

【韓国MERS拡大】死者２０人、感染者１６２人 韓国で初のＭＥＲＳ家庭内感染の疑いも 地域社会で感染が広がるおそれ ［06/17］

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