2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【国内】小林よしのり「韓国は日本に併合され、中国は日本に侵略されて、傷ついている。ワシは村山談話にそんなに否定的ではなくなった」

1 :鴉 ★@\(^o^)/:2015/08/20(木) 10:38:44.38 ID:???.net
 中国、韓国との間に立ちはだかるのが、歴史認識問題だ。歴史認識を巡る相克を乗り越えるには、どうしたらいいのか。
言論界でも活躍する漫画家の小林よしのり氏が、現在の日本人が持つ思想的背景にはどんな歴史観が根付いているのか、また日本人はこれからどんな国家観を持つべきかを聞いた。
(インタビュー・構成/『週刊ダイヤモンド』論説委員 原 英次郎)


● 1970年代に入ると 日本に「加害者史観」が出てきた

 ――小林さんは日本人の歴史認識について、どう捉えていますか。

 わしが物心ついたときは、まだ戦争体験者が生きていた。テレビで見た『怪傑ハリマオ』のオープニングは、
欧米人がアジア人を奴隷のようにムチ打って働かせているところに、ハリマオが拳銃を撃って欧米人をやっつけるところから始まる。

  『0戦はやと』『ゼロ戦レッド』などの戦争漫画があったり、戦艦大和がグラビアになったりと、戦争体験者が大人になって物づくりをしていた頃だったので、戦争の感覚がテレビや漫画にあった。戦争に対する罪悪感がなかった。
その後、原爆とか戦争被害者という部分が強調されるようになり、「戦争はよくない」と唱える声が増えて行った。

 1970年代くらいになると、本田勝一の『中国の旅』などの影響で、日本人がどれだけ残酷なことをしたかという「加害者史観」が出てきた。
人間の残虐さがどこまでやれるのか、のぞき見主義も手伝って、事実かどうか検証できない話もあるのに、世間はそうした加害者史観をすぐに丸ごと信じてしまった。

 「こんなに好戦的な漫画を載せていいのか」とPTAが怒り始め、冒険活劇モノとしての戦争漫画がなくなって行った。
代わりに、ガンダム、エヴァンゲリオンなどのロボット漫画に移行し、戦争に対する現実感は失われていった。
戦争を扱ったドラマや映画はつくられても、「戦争は悲惨だ」「暗くて見る気がしない」という時代になり、子どもや若い人たちはどんどん戦争から遠ざかっていった。

 ――小林さんはいわゆる「自虐史観」に批判的でしたが、最近は右翼的なものにも批判的ですね。

 わしが1990年代に『戦争論』を描いたころは、「自虐史観」「加害者史観」が世の主流だった。加害者史観が徹底的にエスカレートしていって、慰安婦問題なども出てくる。
慰安婦を強制連行したという吉田清治の話は、まったくフィクションなのに、歴史の教科書に載りそうだというので、それはおかしいと、わしも「新しい歴史教科書をつくる会」の創設メンバーに参加した。

 当時は、すでに自虐史観が浸透し切っていたから、若い人は戦争に行った自分の祖父たちに、「中国で虐殺してきたんだ」
「なんて悪い人なんだ」と軽蔑感が芽生え、尊敬しない。祖父たちも、自分がどんな目で見られるかわからないから戦争の話ができない。世代が完全に分断されていた。

 そこで『戦争論』を読むと、若い人たちはものすごく生々しく感じ、戦争を戦った日本軍の感覚にショックを受ける。
「自分のじいちゃんは悪い奴じゃなかったんじゃないの」ということで、初めて祖父の戦争体験を聞こうという気持ちになり、両方の世代からどんどん感謝の手紙が寄せられた。

 子どもの世代からは、「祖父が大嫌いで話も聞きたくなかったが、祖父の言うことが分かるようになった」という声が出た。
また祖父母の世代からは、「漫画を読んだこともなかったのに、初めて『戦争論』で漫画を読んで、こんなこと描いてくれる人がいるのか、と感激した」という声が出た。
つまり、両方の世代を繋げちゃったんだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150815-00076641-diamond-soci&p=4

1001 :2ch.net投稿限界:Over 1000 Thread
2ch.netからのレス数が1000に到達しました。

総レス数 1001
294 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200