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【K・ギルバート】 戦争を実体験した女性作家に疑問…“ソ連軍の蛮行”を見て、安保法案に「反対」する論理矛盾[08/30]

49 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/08/30(日) 04:51:55.99 ID:fEN/PDgD.net
3.4万人の日本人居留民を脱出させる

駐蒙軍の目的はただ一つ、侵入してくるソ連軍と戦って、時間を稼いでいる間に4万人の
居留民が安全に引き上げる時間を作ることだった。

張家口から脱出した当時25歳の早坂さよ子さんは、当時の体験をこう語っている。

__________
張家口はソ連邦が近いのでソ連兵が迫ってくるという話にも戦々恐々と致しました。
5歳の女子と生後10ヶ月の乳飲み子を連れてとにかく、なんとか日本に帰らねばと思いました。・・・

駅に着きますと貨物用の無蓋車が何両も連なって待っており、集まった居留民は皆それに
乗り込みました。張家口から天津迄、普通でしたら列車で7時間位の距離だったと思いますが、
それから3日間かかってやっと天津へ着くことが出来ました。・・・

列車は「萬里の長城」にそって走るので、長城の上の要所々々に日本の兵隊さんがまだ警備に
着いていて、皆で手を振りました。そして兵隊さん達よ、無事に日本に帰ってきてと祈りました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

根本率いる駐蒙軍がソ連軍と激しく戦っている間に、4万人の居留民は、こうして無事に引き揚げる事ができたのだった。

8月21日の午前中に、居留民の撤退が完了したという報告があがり、その夕刻から夜にかけて、
駐蒙軍にもひそかに撤退命令が下された。将兵は、途中、生のトウモロコシなどを食べながら、歩いて北京に向かった。

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