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【山口組】 「世界最大の犯罪組織」の分裂危機に海外も注目“出自のタブー”にも言及 〜根源は韓国・朝鮮系vs被差別部落系の争い[08/31]

1 :LingLing ★@\(^o^)/:2015/08/31(月) 16:53:46.37 ID:???.net
「世界最大の犯罪組織」山口組の分裂危機に海外も注目 “出自のタブー”にも言及
http://newsphere.jp/national/20150831-1/
http://newsphere.jp/wp-content/uploads/2015/08/yakuza.jpg

最大の指定暴力団・山口組で組織分裂の動きがあり、警察と政府は大規模な抗争に発展
する恐れもあるとして警戒を強めている。映画などから“YAKUZA”の存在が広く知られる海外で
も、複数のメディアでこの話題が詳しく報じられている。(省略...)

◆関西派閥が傘下から離脱か
山口組は神戸市に本拠を置く構成員・準構成員数2万3000人余りの巨大組織だ。
米フォーチュン誌は昨年、世界でダントツの800億ドルの収益を上げたとし、「世界の組織犯罪
グループトップ5」の1位に挙げた。これに従えば、日本メディアは山口組を「国内最大の指定暴
力団」と表現することが多いが、海外視点では「世界最大の犯罪組織」ということになる。

それだけに、政府もその動きに敏感だ。菅義偉官房長官は28日、山口組内部で混乱の兆候
があると、異例の声明を発表。政府と警察にとっては、組織を弱体化させる絶好の機会だと力を
込めた(ウォール・ストリート・ジャーナル紙『Japan Realtime』)。

警察庁によれば、最近、組織運営に不満を唱えた傘下13団体の組長が「絶縁」や「破門」の
処分を受けた。これらの反対勢力が来月初めの幹部会に向け、山口組を離脱し、新たな組織
を立ち上げようとする分裂の動きがあるのだという。

背景には、傘下の名古屋を拠点にする『弘道会』と、『山健組』を中心とした関西グループとの
派閥争いがあると見られている。NHKなどの国内報道によれば、分裂の動きに合わせ、総本部
を神戸から名古屋に移そうとする動きもあるという。

六代目の司忍(つかさ・しのぶ、本名・篠田建市)現組長は、『弘道会』出身だ。同組長が
就任した2005年以降、『弘道会』出身者を優遇した人事が行われていることや、組織に収める
上納金が高額になったことが、『山健組』を中心とした関西派閥の不満につながっているようだ。

警察当局によれば、司組長派は約7000人、トップが更迭された関西13団体の構成員は合計
3300人程度だが、実際に分裂に向かう場合、この通りの勢力図になるかどうかは今のところ
不透明だ。

◆背景に東日本と国際犯罪へのシフトも(省略...)

◆「根源は韓国・朝鮮系vs被差別部落系の争い」と米メディア
フォーチュン誌のランキングでは、山口組は、2位のロシアン・マフィア『ブラトヴァ』(収益85億ドル)
を大きく引き離してトップに立っている。同誌は、「中国マフィアなどの東アジアの犯罪グループは、
多くは血縁関係で結ばれているが、ヤクザは“入念に作り上げられたヒエラルキー”で結ばれてい
る。メンバーは一度加入すれば、全ての忠誠心を優先的にヤクザ社会に捧げなければならない」
と記す。この「世界で最も中央集権化された組織運営」が、群を抜いた収益を上げる鍵だとして
いる。

山口組の分裂は、この中央集権化されたピラミッドの一角が崩れることを意味する。警察や政府
が抗争の一般市民への影響を懸念すると同時に、組織弱体化の千載一遇のチャンスと見るのは
そのためだ。組側もそれを十分に認識していると見える。山口組は1980年代にも分裂の危機を
迎え、30人以上の死者を出す抗争に発展した。その際には組員を呼び戻すために高額の“退職
金”を用意するなどの“年金プラン”を導入し、組員の離反を防いだという(『Daily Beast』)。今
回も何らかの懐柔策が取られるかもしれない。

ただし、対立の根はもっと根深い所にあるようだ。『Daily Beast』は、国内メディアがあまり触れない、
ヤクザの出自に関する“タブー”に触れている。

同メディアは、日本のヤクザの多くは、帰化した韓国・朝鮮系(または在日韓国・朝鮮人)と、
かつての被差別部落出身者だと指摘する。

そして、「山口組(山健組・関西派)には被差別部落出身のメンバーが多く、『弘道会』は韓国
(・朝鮮)系の割合が高い。これが2つの派閥の緊張を作り出している」と記している。
(内村浩介)

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