2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【抗日式典】 「軍事力ひけらかす中国パレード」(WSJ紙)を、「覇権唱えず」(朝日)と報道するのはひどすぎないか 木村正人[09/04]

1 :LingLing ★@\(^o^)/:2015/09/04(金) 15:42:48.18 ID:???.net
・「軍事力ひけらかす中国パレード」(WSJ紙)を「覇権唱えず」(朝日)と報道するのはひどすぎないか 
在英国際ジャーナリスト 木村正人

▽北京で行われた抗日戦争勝利70周年の軍事パレード
http://rpr.c.yimg.jp/amd/20150904-00049146-roupeiro-000-2-view.jpg

<「グアム・キラー」と「空母キラー」に注目>

軍事専門誌IHSジェーンズ・ディフェンス・ウイークリーのアジア太平洋担当、ジェームズ・ハーディ編集長に
中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年の軍事パレードで注目した兵器について聞いて
みた。

「インターネットや衛星写真の分析を通じて中国の軍事情報はすでに漏れてきています。中国も北朝鮮に
比べるとオープンになってきています。われわれのようなアナリストにとって今回の軍事パレードは昔ほど重要
ではありません」

ハーディ氏はこう前置きした上で、筆者の質問に答えてくれた。

▽「グアム・キラー」と呼ばれる中国のDF-26(CCTVより)
http://rpr.c.yimg.jp/im_siggiP6n8tpv2jmKqNjnNYbDJA---x540-n1/amd/20150904-00049146-roupeiro-001-2-view.jpg

同誌が一番注目したのは移動式の対艦中距離弾道ミサイルDF-26(東風26)。射程は3000〜4000
キロに達し、グアムなどの米軍基地から作戦に参加する米海軍の艦艇に脅威を与える。東南アジアで
米海軍が作戦を展開する際、かなり状況を難しくする。

「中国はここ数年、ミサイル・システムの開発に莫大な資金を投じてきました。台湾侵攻シナリオや沖縄県
尖閣諸島をめぐる危機の際に米軍の対応を非常に難しくするさまざまな弾道ミサイルや巡航ミサイルを
中国は獲得しています」

▽今年度版防衛白書より
http://rpr.c.yimg.jp/im_siggZvQfB8NcmFmCMdQ45boN0Q---x540-n1/amd/20150904-00049146-roupeiro-003-2-view.png

もう一つは「空母キラー」と呼ばれる短距離弾道ミサイルDF-21D(東風21D)。すでに多くのメディアに取り
上げられているとは言え、世界が注目する軍事パレードで公開されたのは興味深いという。

同誌の核・ミサイル専門家は、DF-26もDF-21Dも核弾頭が搭載可能で、弾道ミサイルにいったん着火
されると、攻撃対象とされる国は核攻撃を仕掛けられたという前提で対応すると指摘する。核弾頭搭載
可能な弾道ミサイルは使用段階に入ると一気に危機をエスカレートさせるため、実戦では使いづらく、それ
自体の価値を減じてしまう性格があるという。

>>2以降につづく)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20150904-00049146/

2 :LingLing ★@\(^o^)/:2015/09/04(金) 15:43:05.36 ID:???.net
>>1のつづき)

<無人航空機もお披露目>

▽航空自衛隊が撮影した無人航空機(防衛省HPより)
http://rpr.c.yimg.jp/im_sigg9QRFvEBDGxTMAJFcFpcCtg---x540-n1/amd/20150904-00049146-roupeiro-005-2-view.jpg

2013年秋に東シナ海を飛行しているのが確認された無人航空機 BZK-005(翼竜)も軍事パレードで
お披露目された。しかし、第5世代のステルス戦闘機J-20、同J-31、大型輸送機 Y-20の姿はなく、
まだ実戦配備に至っていないことをうかがわせた。

▽軍事パレードで公開された無人航空機(CCTVより)
http://rpr.c.yimg.jp/im_siggWtT6jwOuH_vRIlfGmjpf6A---x540-n1/amd/20150904-00049146-roupeiro-004-2-view.jpg

米中経済安全保障再検討委員会の年次報告書(2010年11月)によると、中国は東アジアにある6カ所
の米空軍主要基地のうち5カ所を通常ミサイで攻撃することが可能だという。

超音速の空対艦ミサイルYJ-12もお披露目された。射程は250〜400キロ。最高速度はマッハ2.5。海軍
の爆撃機H-6Gに搭載できるという。

<軍事パレード4つのポイント>

ハーディ氏は軍事パレードの意義について以下の4点を指摘する。

(1)軍事パレードで公開された兵器の数々は近年、オープンソースの分析の根拠になってきた中国の
インターネット情報の確かさを裏付けた。

(2)独裁体制下の中国メディアは一貫して軍事パレードはいかに平和を愛好する人民がこうした兵器の
公開を歓迎しているかを伝えている。パレードは中国の強さと難攻不落の堅牢さを国内外のオーディエン
スに見せるためのシグナルだ。

(3)前回2009年に行われた軍事パレードと比べると意味合いが異なる。米国と中国はアジア太平洋
地域でかなり公然と戦略的な競争を展開している。中国の前方展開能力と装備の向上と増強は近隣
諸国を不安に陥れている。

(4)今回の軍事パレードは北京で行われたため、アジアのパワー・バランスを変えつつある中国海軍の
装備がどれだけ向上し、増強されたのかまったく分からなかった。

(つづきます)

総レス数 269
79 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200