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【米中】アラスカ沖のアメリカ領海を中国艦隊がパレード …「アメリカをなめてるのか」と米海軍関係者は激怒[9/10]

2 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2015/09/11(金) 07:20:01.96 ID:ZqzEre54.net
>>1の続きです。

アメリカ領海を含むアラスカ沿岸海域で「予定通りの航海訓練」
(中国当局発表)を実施したこれら5隻の軍艦は、
日本海でのロシアとの合同訓練に参加していた7隻のうちの
以下の5隻であった(残りの2隻は対馬海峡を南下し帰投した)。

・駆逐艦「瀋陽」(識別番号115:北海艦隊所蔵)
・フリゲート「臨沂」(547:北海艦隊所属)
・フリゲート「衡陽」(568:南海艦隊所属)
・輸送揚陸艦「長白山」(989:南海艦隊所属)
・補給艦「太湖」(889:北海艦隊所属)

8月29日、それら5隻の中国艦が日本海から宗谷海峡を東航し
オホーツク海に抜けたことは、海上自衛隊P-3C哨戒機ならびに
サイル艇が視認しており、翌日に統合幕僚監部が公表していた。

余談になるが、アメリカ当局は、ベーリング海を遊弋した5隻の
軍艦の詳細情報を発表しなかった。
そのため、統合幕僚監部の情報に気付かなかった米メディアなどは
「どの艦艇がアラスカ沖に接近したかは特定できない」などとしている。

■国際法的には領海内航行は合法

もちろん、軍艦といえども他国の領海における「無害通航権」は保証されている。
中国艦隊がアラスカ沖であろうがアメリカ西海岸沖であろうが
12海里領海内を航行しても国際法的には何ら問題にはならない。
領海国に対して軍事的脅威を与えるような領海内航行でなければ、
全く問題はないのである。

実際に、アメリカ軍当局は「アメリカは国際海洋法を最大限尊重する。
したがって、中国軍艦のアラスカ沖アメリカ領海内通航は何の問題もないし、
アメリカ軍が何らかの反応をすることはない」との公式見解を述べている。

しかし、北京で軍事パレードが開催されていたのと歩調を合わせて、
そしてオバマ大統領がアラスカを訪問していたのとも時を同じくして、
さらには習近平国家主席が国賓としてアメリカを訪問する直前に、
なぜ中国艦隊はアラスカ沖で海軍力を誇示する必要があったのか?
軍関係者やシンクタンク研究者などでは議論が続いている。

■「対米戦必勝」というメッセージなのか

そうした議論の中では、中国艦隊が接近したのが、アメリカ軍にとってはあまり
語りたくない嫌な思い出のある西部アリューシャン諸島であったということから、
中国特有の“歴史を引き合いにした”何らかのメッセージではないか?
という勘ぐりもなされている。

中国艦隊が周辺を遊弋したアッツ島ならびにキスカ島は、
第2次世界大戦中にアメリカが唯一占領された領土であった
(当時アラスカ州は準州であった)。

1942年6月3〜4日、日本海軍空母機動部隊はアリューシャン列島の
ウラナス島ダッチハーバーに設置されていたアメリカ海軍基地を空襲し、
大損害を与えた。
引き続き日本海軍は上陸部隊を送り込んで6月6日にはアッツ島を、
翌7日にはキスカ島をそれぞれ占領した。

※続きます。

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