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【鈴置高史】ルビコン河で溺れ、中国側に流れ着いた韓国 木村幹教授と韓国の「右往左往」を読む(1)[10/29]

5 :ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/:2015/10/29(木) 21:31:34.45 ID:???.net
>>3の続き)

  ・敵チームにいる韓国

鈴置:東南アジアをはじめ、北朝鮮と敵対しない国にとってTHAADは専門的で、実感がわかない話です。

 一方、軍事パレードは抗日戦勝70周年記念式典のメーンイベント。名分はあくまで「抗日」ですが、中国の軍事力誇示が
本当の狙いでした。米国を狙う核ミサイルも行進しました。世界中の人が米国に対する中国の敵意を感じ取りました。

 軍事パレードの直後に「反・朴槿恵」紙のハンギョレが「米国の専門家が『ブルーチーム(味方)にいるべき人がレッドチーム
(敵方)にいる』と語った」と報じました。「朴大統領の軍事パレード参観が内心不快な米国」(9月4日、韓国語版)の一節です。

 すべてではないにしろ、米国の専門家は「韓国は中国――敵方に回った」と見なしたのです。この記事の見出しは
「米国は内心不快」でしたが、木村幹先生のお話によれば「内心」どころではないのですね。

  ・気がついたら中国の岸

--「早読み 深読み 朝鮮半島」で1年3カ月前に掲載した、木村先生と鈴置さんの対談の見出しは「ルビコン河で溺れる韓国」
(2014年7月10日)でした。

鈴置:その時、木村先生は「韓国はついにルビコン河の米国側の岸から中国を目がけ飛び込んだ」と例えました。ただ当時は
「まだ、中国側の岸にはたどり着いていない」とのお見立てでした。

--そして鈴置さんが「ルビコン河という急流で、泳ぐというよりも溺れている感じですね」と言ったので、この見出しを付けたのです。

木村: 今や、韓国はルビコン河の急流に押し流され、気がついたら中国側に打ち上げられてしまった感じ――です。

  ・保守派も中国に軸足

--ついに、木村先生も中国側へ行ったとの「判定」を下されたのですね。

木村:ええ。政府の判断や政策もですが、とりわけ韓国の人々の意識です。彼らが米国よりも中国をはるかに重要視しているのは
もはや誰にも否定できません。

 ソウルの書店に並んでいるのは中国関係の本ばかり。日本関係の本が少ないのはすでに常識ですが、米国との関係に関わるものと
比べても圧倒的に「中国本」が多い。

 長い間、親米派の中軸を務めてきた韓国の保守派も「中国側に行くのはやめて、米国側に戻ろう」と言わなくなってきている。

 もう少し正確に言えば、彼らは「米国との関係は重要だ」とは言います。が、彼らでさえ「中国側に片足を置く」のはもはや大前提で
「米国にも片足をかけないといけない」と言っているに過ぎない。

 しかも、重心は中国側にかかっている。だから、自らが汗をかいて米国へと舵を戻そうとはもはや考えない。ほんの1、2年前と比べ、
明らかに韓国人の心象風景が変わりました。

(更に続く)

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