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【中国】「項羽の子孫」名乗るクリーニング店主が築いた「影の軍団」 その驚くべき政府転覆計画とは…[11/17]
- 2 :ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/:2015/11/17(火) 23:35:09.03 ID:???.net
- (>>1の続き)
組織に加入後は自ら「世界の爆薬の90%以上について製造技術をマスターしており、TNT火薬などがつくれる」とアピール。項容疑者からTNT火薬を
1トンあたり2万元(約39万円)、計100トン分を買うと約束され、真に受けていたようだ。ちなみに8月に天津市の倉庫で発生した2度の大規模爆発の
規模がTNT火薬約24トン相当とされており、100トンは天津級の大爆発を計4回起こせるだけの量だ。
張容疑者は以前務めていた化学製品工場に忍び込んで原材料や設備を調達。自宅で実験を繰り返し、「実験結果にはとても満足した」と語っている。
張容疑者方のトイレからは爆薬に混ぜて利用する有機化合物「ニジトロトルエン」が検出され、爆薬の調合方法などが記された大量のメモや雷管の
原材料なども見つかった。
化学工業の専門家の鑑定によると、張容疑者は高度な爆弾製造技術を有しているという
ただ張容疑者は長期間化学製品に接触していたため上いん頭がんを患っており、8月に逮捕された際にはすでにがん末期だったという。11月3日には
鼻から計800ミリリットルの出血があり、翌日に死亡した。
5カ月間の爆薬の調合ががん発症の唯一の原因とは断定できないが、進行を加速させた可能性はある。
・互いを軽蔑
「影の軍団」には綱領があったが、メンバー同士が信頼で結ばれていたとは言い難いようだ。
京華時報(電子版)によると、リーダーの項容疑者が掲げた政治理念について、張容疑者は「非常に幼稚でまるでユートピア。現実離れしている」と
見下していた。ただ前妻から「役立たず」とののしられたことがあり、自分を評価してくれる項容疑者の「手先」として働くことを望んだとされる。
また人民日報によれば、馬容疑者は影の軍団のメンバーたちを「烏合の衆」とみていた。特に項容疑者に対しては、メンバーの多くが恋人を
横取りされた恨みを抱いていたという。
こうした中国メディアの報道に虚偽がないとすれば、「影の軍団」メンバーは互いに軽蔑し合いながらも、社会への復讐心を唯一の紐帯として狂気に
突き進んでいたようだ。
中国のネット上では今回の事件についてはさまざまな反応をみせている。「古代の乱世に生まれていれば豪傑だったかもしれんな」「100年前だったら
無産階級の革命者」とちゃかす声がある一方、「どうしたら彼らの恨みを解くことができたのか考えるべきでは」と真面目に社会のあり方を自省する書き込みもある。
ただ最も目立つのは「犯人は全員、神経病(精神障害)だ」「中二病末期」とった冷めた声。無差別テロの計画は当然厳しく非難されるべきだが、
犯行グループが「民主憲政」を掲げていたことから、共産党への反対者や人権活動家たちに対する「狂気の沙汰」「人生の敗北者」というマイナスイメージが
結果的に植え付けられたともいえる。
あるいは事件を未然に防いだ手柄のアピールだったのか。いずれにせよ今回の事件の積極的な広報は、政府上層部の判断が働いたことは間違いない。
(おしまい)
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