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【朝鮮日報】IOCのリップサービス、平昌はどう受け止めるか[12/18]

1 :荒波φ ★@\(^o^)/:2015/12/18(金) 16:22:54.50 ID:CAP_USER.net
国際オリンピック委員会(IOC)のグニラ・リンドバーグ調整委員長がこのほど韓国を訪れ、
「多様な分野にわたり非常に生産的な結果を導き出した」と評価した。

一見すると大きな問題がないという言葉に聞こえるが、果たして本当にそうなのだろうか。

IOCは世界205カ国の国内オリンピック委員会(NOC)と政府を相手にする世界最高のスポーツ団体にふさわしく、
対外的な表現が多分に修辞的かつ暗黙的で政治的だ。

時にはどういう本音なのかを把握するのが難しい、あいまいな表現を使うが、相手を目の前にしてうそをつくこともない。

2010年に死去したフアン・アントニオ・サマランチ元IOC会長は、五輪のたびに「史上最高(the Best Games Ever)」という表現を使った。

しかし、真の評価はほかの言葉の中にある。
冷戦体制の下、東欧諸国と西欧諸国が12年ぶりにそろって参加した1988年のソウル五輪では「the Most Universal(最も全世界的な)」、
充実した運営が際立っていたリレハンメル冬季五輪は「the Best Organization(最高の組織)」という表現を使った。

サマランチ氏に続きIOC会長を務めたジャック・ロゲ氏は北京五輪に「The Truly Exceptional(本当に例外的な)」という形容詞を付けた。
全世界が舌を巻いた開会式・閉会式の規模や華やかさに対する賛辞のようにも受け取れる。

だが、「わざわざあそこまでやらなければならなかったのか」という否定的な見方が込められているとも言える。

平昌冬季五輪におけるIOCを代表するパートナーのリンドバーグ調整委員長は、これまで準備状況に関する質問に対し
「具体的な成果があった」「組織委員会が準備に万全を期している姿を見ることができた」
「大会の準備は順調に進んでいる」など外交的な表現ばかり前面に出してきた。

これは、国内のメディアを通じ「満足感を示した」という言葉をもって解釈されてきた。
しかし、これまでにIOC内部で指摘された平昌五輪の準備状況に対する懸念は非常に強かったと言われている。

ところが、外交的な間接話法が巧みなリンドバーグ調整委員長でさえ、最近は韓国に来ると
「遅れているひまはない(There is no time to lose)」という言葉を頻繁に口にするという。

平昌五輪の準備に残された時間は秒単位と言っていいほどギリギリだということだ。
特に、来年2月に模擬試験的な性格を持つテストイベントを行う江原道旌善と平昌の競技場工事現場では、
招致後3年余りを無駄にしたツケで「一夜漬け」「徹夜」など試験直前の受験生のような状況になっている。

リンドバーグ調整委員長はこのほど、「来年2月に世界各国の選手たちが江原道で最高の試合をできることを期待する」と言った。
「確信」ではなく「期待」という単語を使い、テストイベントができなくなる懸念を暗にほのめかしたのではないだろうか。

トーマス・バッハ現IOC会長はソチ冬季五輪後、「ロシアは約束したことをすべて守った。他国では数十年かかることを7年で成し遂げた」と言った。
驚きよりも無事に五輪を終えた安堵(あんど)感が強い表現だ。

残念ながら、どんなにうまくやっても2018年開催の平昌五輪の評価はこれとあまり変わらなさそうだ。

2015/12/17 09:52
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/17/2015121701148.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/17/2015121701148_2.html

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