【静岡】「憲法改正の動きが加速するのでは」「在日社会にいわれなき批判が及ばないように」　北の水爆実験に県内から懸念の声[01/07]

シャチ ★＠＼(^o^)／

＠S［アットエス］ by 静岡新聞 1月7日(木)7時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160107-00000003-at_s-l22
「とんでもない話」「容認できない」―。北朝鮮が水爆実験を実施したと発表した6日、静岡県内からは強い憤りと不安の声が相次いだ。
特に、1954年の米国による水爆実験で遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくした焼津市では北朝鮮に抗議する動きも。
今回の実験で無関係な在日韓国人に影響が広がらないか懸念する声も聞かれた。

　「怖い。放射能は遠くても影響がある」。62年前の被ばく体験を思い返し、声を震わせたのは第五福竜丸の元乗組員見崎進さん（88）＝島田市＝。
焼津市では同日、中野弘道市長と石田善秋市議会議長が連名で北朝鮮に抗議文を送った。核廃絶運動に中心となって取り組む
「ビキニ市民ネット焼津」の加藤一夫代表（74）も「核の政治利用は絶対に許せない」と憤りをあらわにした。

　突然ともいえる今回の「水爆実験」に、県民は怒り、戸惑う。県原水爆被害者の会の川本司郎会長（78）＝
静岡市清水区＝は「水爆は人類全体の脅威。日本政府は周囲の国々と連携し、経済制裁を強化するなど、
はっきりと抗議の姿勢を示して」と訴えた。同市葵区の主婦（44）も「核不拡散の取り組みが国際的に求められている中で、
なぜこんなことができるのか。無力感とともに恐怖を覚える」。同区の会社役員の男性（70）は「これを機に、
安倍晋三政権による国防強化や憲法改正の動きが加速するのではと危惧している」と、国内の政治情勢にも目を向けた。

　在日コリアン全体に影響が及びかねないとの懸念も聞かれた。在日本大韓民国民団県本部の団長（78）＝
浜松市中区＝は「朝鮮半島の平和を望む上で、（水爆実験は）一番してはならない行為」と強調。
「在日社会にいわれなき批判が及ばないことを願う」と冷静な対応を求めた。

　一方、北朝鮮系団体の在日本朝鮮人総連合会県本部は取材に「私たちのコメントは本国政府が発表した声明と同じ」とした。

　■断じて容認できず　県議会議長
　吉川雄二県議会議長は6日、北朝鮮が核実験を実施したことに対し、「国際社会の平和と安全に重大な脅威を与え、
断じて容認できない」と強く非難するコメントを発表した。県議会として厳重に抗議するとし「国際社会が核兵器の
根絶のために最大限の努力を払うことを強く望む」とした。

【静岡】「憲法改正の動きが加速するのでは」「在日社会にいわれなき批判が及ばないように」 北の水爆実験に県内から懸念の声[01/07]

【静岡】「憲法改正の動きが加速するのでは」「在日社会にいわれなき批判が及ばないように」　北の水爆実験に県内から懸念の声[01/07]