【韓国】経済副首相候補「日本との通貨スワップ再開など考慮」[01/11]

韓国の外貨準備高は、2008年9月直前の8月、外貨2432億ドルを保有、11月に2005億ドル、3ヶ月で427億ドルが流出。
このうち証券は、2008年9月2171.7億ドルから462億ドル減らし、2009年1月1709.7億ドル。
結果的には、証券の売却で流出する外貨をまかなったことになる。
同時に米韓スワップ限度額60億ドルも使用している。
以上の結果から、換金出来ない証券が約1700億ドル程度だと思われる。

韓国銀行2012年年次報告によれば、売却が容易な国債で運用しているのは全体の37%。
米国の住宅ローンなどを基にした資産担保証券（ABS）が17%、社債が14%、株式が5%。
通貨別にみると、ドル建ての資産が外貨準備高の60%を占めるが、米国債の利回りは韓国国債より低い。
アジア通貨危機に襲われた韓国としては、対外的信用を誇示するためドル資産を積み上げるほかない。
だが、米国債を保有していては逆ざやになってしまうので、収益性資産としてABS、社債、株式などに投資している。
2009年に360億ドル程の海外債権購入してる。
購入物件として円、ドル、ユーロ、ポンドって記載されてるから、最悪ギリシャ国債やスペイン国債の可能性もある、時期的にも合うし。
実弾はあまり多くないかもしれない。