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【日比】天皇皇后両陛下 フィリピンで国賓として公式行事へ[1/27]

1 :ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/:2016/01/27(水) 19:52:30.57 ID:CAP_USER.net
 フィリピンを訪れている天皇皇后両陛下は27日、大統領府のあるマラカニアン宮殿で、
国賓としての公式行事に臨まれます。

 両陛下は26日から、フィリピンを親善訪問していて、27日は首都マニラで、国賓としての
公式行事に臨まれます。

 まず午前中、大統領府のあるマラカニアン宮殿で歓迎式典に出席したあと、アキノ大統領との
会見に臨まれます。続いて、マニラ中心部の公園にあるフィリピン独立運動の英雄ホセ・リサール
の記念碑に花を供えられます。夜には、アキノ大統領主催の歓迎の晩さん会が開かれ、大統領の
スピーチに続いて、天皇陛下がおことばを述べられます。

 また、一連の公式行事の合間に、両陛下の意向で訪問先に加えられた「無名戦士の墓」も
訪ねられます。ここには、太平洋戦争で犠牲になったフィリピン人の兵士たちがまつられていて、
両陛下は、花を供えて慰霊されることになっています。

NHK News Web 1月27日 8時36分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160127/k10010386971000.html

127 :61式戦車 ◆ASUKA.7rt/w/ @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:07:30.48 ID:K2PhnDcH.net
>>114
大阪から川崎に移り住んだ在日だって。

128 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:07:59.99 ID:fcDz+qd8.net
スレも前半なのに幸ちゃんの書き込み数ぇ…

129 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:08:02.18 ID:124oL7a6.net
>>124
だから明仁なんか外国では全然尊敬されてないってば。朝鮮人のバカウヨどもは
「天皇陛下バンザイ!」「ローマ法皇よりも各上!」などとほざいているけど、欧米人
は「日本人は情けないジジイを拝まされて気の毒」だと思っているよ。まあ日本人に
配慮して日本人の前では口にしないけどさ。

130 :61式戦車 ◆ASUKA.7rt/w/ @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:08:13.86 ID:K2PhnDcH.net
>>126
主張よりもコピペがウゼェだけ。

131 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:08:43.82 ID:RepAyRue.net
>>126
共産主義者やハシゲは天皇嫌いだよ

132 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:08:52.75 ID:124oL7a6.net
>>125
自己紹介乙!w

>>127
幸ちゃんは生まれも育ちも川崎市北部だが? おまえわざとデマ流してるだろ?

133 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:10:02.91 ID:124oL7a6.net
>>131
「諸君」や「正論」にたびたび投稿している西尾幹二も天皇抜きのナショナリズムを
提案しているし、自身も「天皇なんかまったく尊敬していない」と言っているぞ。

134 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:10:04.52 ID:X3lv1H/Q.net
スルースキル検定スレです。

135 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:10:44.32 ID:w/1dVdRb.net
>>131
共産主義者はきらいだろうけど、橋下は天皇陛下が大好きだよ。

136 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:10:50.05 ID:C+IUr+g0.net
>>121
お前は保守なのは反日なのかわからんな。
天皇陛下を敬いなさいなよ。

137 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:10:59.53 ID:+n45PBxE.net
もうすぐ戦争が始まるってのに売国奴は一網打尽だろ
2ちゃんは信用できないなからね、いつでもIPを公安に提出するよ

138 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:13:05.67 ID:htB6QAyy.net
>>135
園遊会のあの対応みてたら嫌いとは到底思えんわ

139 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:13:13.73 ID:124oL7a6.net
>>126
昭和の時代は天皇批判も月刊誌に良く出ていたし、裕仁天皇も側近たちに「朕に対する
批判を遠慮せぬように」と言っていて結構気さくだったんだよ。それが平成になってからは
天皇批判は一切のタブーになって日本は北朝鮮化してしまった。裕仁天皇に仕えた宮内庁
職員は明仁に全員クビにされたってさ。

140 :61式戦車 ◆ASUKA.7rt/w/ @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:15:13.10 ID:K2PhnDcH.net
反天連の在日が暴れてますね。

141 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:16:05.99 ID:124oL7a6.net
>>136
天安門事件後にシナに出向いて江沢民に頭を下げた明仁だけは、尊敬どころか軽蔑するわ。
おまけに去年の終戦記念日にも「日本国民は先の戦争の反省をしろ」とかほざいた。
おいおい、あんたの父ちゃんが「全責任は朕にある。国民は悪くないので助けてやって欲しい」
とマッカーサーに述べたことは無視かよ? 完全にアメリカの操り人形だろ。

142 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:18:21.78 ID:124oL7a6.net
>>140
自己紹介乙w おまえは他人に明仁崇拝を強要するくせに、そのくせ内心バカにしている癖に。
街宣右翼ってたいていこういう手合いなんだよなw
外国人が街宣右翼について本を書いているが、「なんで朝鮮人が天皇崇拝を強要するのか
理解できない」と書いているぞ。

143 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:20:23.97 ID:fcDz+qd8.net
幸ちゃんはレスする相手がいなくなったらどうなるのっと?

144 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:20:59.60 ID:124oL7a6.net
>>143
幸ちゃんは淡々とコピペしているだけなのに、糞コテどもが勝手に絡んでくるんだよw

145 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:21:58.40 ID:jmo/Eo2R.net
レス番飛びまくってるな。
ま、アンカ見なきゃ完全に透明だからもうどうでもいいけど。

146 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:23:45.97 ID:+4uEnCZ4.net
>>142

その外国人は街宣右翼がチョンだと分かってるんだな

その本のタイトルと著者教えてよ

147 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:25:17.19 ID:w/1dVdRb.net
>>138
いや、発言見てるとそうではないと俺は思うけどねぇ。
必ず「陛下」と呼んているし、天皇は元首と明記すべきといってるから。
あくまで個人的見解だけどね。
>>139
まぁ、批判にしろ、賞賛にしろ、皇室に関する言動が政治問題化することを必要以上におそれての今があるのかもしれんね

148 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:25:33.73 ID:C+IUr+g0.net
>>141
そういうことか。
戦争を反省すんのはいいことじゃん。
なんでそれに対して怒る?戦争なんざ誰もやりたくないよ

149 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:25:55.47 ID:ef1cA7fZ.net
お二人とも、無名戦士の碑の前で、長く頭を下げられていたね。
フィリピンの人達にも、その心が伝わったんじゃないだろうか。
天皇がいて下さって良かったと、つくづく思えた。

150 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:29:23.53 ID:w/1dVdRb.net
>>149
インドネシアもそうだけど、フィリピンとか東南アジアの教育は未来志向だからねぇ。
悲しい事実も包み隠さずかくが、良い事実もまた書く。

151 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:30:02.09 ID:em6MQuXw.net
>>113
中国は敵国、朝鮮は日本国だったのには
やはり朝鮮とだけは何があっても価値観を共有できないわ

152 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:33:42.75 ID:124oL7a6.net
>>146
確か岩波現代文庫か朝日新書の本だったぞ。検索しているがNGワードに引っかかって上手く行かんわ。

>>148
おいおい、赤紙一枚で戦地に送られて殺された遺族に「反省しろ」はないだろ。
だいたい、憲法四条に「天皇は政治に口出しするな」と書いてあるじゃないか。
それなのに明仁自ら日本国憲法を蔑ろにした。ところが自称「護憲政党」の共産党
や社民党はまったく問題にしていないし、それどころか評価までしているぞ。

153 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:35:06.44 ID:+4uEnCZ4.net
>>113
ヨーコの日記によると、そうとうひどかったらしいね。
最近は日本でも翻訳されたけど、まだ読んでおらんのでなんとも

154 :風老児 ◆ZPG/GcTAlw @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:35:27.42 ID:WM42u7Mz.net
>>144 おう若ぇの

忠告したよな

155 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:36:53.11 ID:ef1cA7fZ.net
>>150
中国以外では東南アジアで沢山、人が亡くなってるんですね。
これらの国々は、謝罪したらそれを認めて
政治利用しないから、そこは良いですね。

156 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:37:04.91 ID:x15Yxv3R.net
なぜ朝鮮に残留日本人孤児がいないのか をマスコミはもっと早く取り上げるべきだった。
理由を追求したら皆殺しにされたからという結論にしかならないからな。
そうすればチョンどもは慰安婦や強制徴用で図に乗ることはなかった。

157 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:37:34.00 ID:124oL7a6.net
天皇が「国民は戦争の反省をしろ」というのは完全に政治に口出しで、日本国憲法第四条に違反してますね。
日本は戦争したくてしたのではなく、戦争すまいと妥協し続けた結果ルーズベルトの罠に嵌っただけです。
アメポチ明仁にはその微妙な国民感情が理解できんらしい。去年の終戦記念日には幸ちゃんの親父は激怒して
いたぞ。親父は「昭和天皇は立派な人だった」と言うのにさ。

158 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:38:10.58 ID:9IFNMJXB.net
>>156
阿部のせいか(適当)

159 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:38:56.31 ID:+4uEnCZ4.net
>>152
なら検索キーを教えて 俺が調べるから

160 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:40:25.21 ID:124oL7a6.net
>>155
反日教育しているのは、中国・韓国・北朝鮮・日本の四か国だけだね。
ロシアですらしていない。

161 :風老児 ◆ZPG/GcTAlw @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:41:52.52 ID:WM42u7Mz.net
>>157 おう若ぇの

おまえ
俺と会わなきゃならんよ
最寄のクロネコ営業所を教えろ
美味い焼酎を送ってやる
送り状で、俺のことがわかるはずである

162 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:42:32.29 ID:N0o8zy5t.net
>>135
好きとか嫌いとかじゃなく権威を利用して権力を手に入れたいだけじゃないハシゲは
真の独裁者になったら躊躇なく殺すよ、ま、そーゆー意味では共産主義者だわな

いまいち分かんないのが青山さんだよ、日本会議のメンバーらしいけどあんまりウリナラ2600年を強調すると余計に反発かうとオラは思うんだが、神話は神話として捕らえ本当の国作りを考える時期に来ているよ今は。

ほんじゃねーと明治から昭和にかけての歴史の様に暴走する。

万世一系など有るわきゃねー
仮に他国から干渉されてそのような戯れごとを言ったのならマラキの預言と同じだろう

163 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:42:35.28 ID:124oL7a6.net
>>159
確か著者はイスラエル人じゃなかったかな? 岩波現代文庫か朝日新書で
暴力団関係の本を書いているのだが、その中で「街宣右翼の殆どは皇室をもっとも
憎むべき同和や朝鮮人であることが私には理解できない」とか書いているぞ。

164 :61式戦車 ◆ASUKA.7rt/w/ @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:45:34.07 ID:K2PhnDcH.net
>>161
越後鶴亀とトレードする?

165 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:46:46.20 ID:UBLpTmTs.net
>>20
本当にそうだったなら良かったんだけどな

166 :風老児 ◆ZPG/GcTAlw @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:47:10.91 ID:WM42u7Mz.net
>>163

俺の言ったこと忘れるな!
動くからな


岩波世界を調べたか?

167 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:47:13.36 ID:124oL7a6.net
>>159
これっぽいな。

ヤクザの文化人類学―ウラから見た日本 (岩波現代文庫) 文庫 – 2002/7/16
ヤコブ ラズ (著), Jacob Raz (原著), 高井 宏子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A4%E3%82%AF%E3%82%B6%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E5%AD%A
6%E2%80%95%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E7
%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%83%96-%E3%83%A9%E3%82%BA/dp/4006030657

ヤクザの世界とはどんな社会なのだろうか.親分の信頼を得て,テキヤ組織の内側に研究者として入ることを許された
イスラエルの文化人類学者が,5年間のフィールドワークを通して,カタギには見せないヤクザ集団の実態,個々の
人物像を鮮やかに描き出した.現代社会の実相と日本人の姿を浮き彫りにした画期的日本文化論

内容(「BOOK」データベースより)
ヤクザの世界はどんな構造をもっているだろうか。親分の信頼を得て、テキヤ組織の内側に研究者として入ることを
許されたイスラエルの文化人類学者が、五年間のフィールドワークを通して、カタギには見せないヤクザ集団の実態、
個々の人物像を鮮やかに描き出した。現代日本人の姿を裏から照射した画期的日本文化論。

内容(「MARC」データベースより)
ヤクザとは何か。親分の信頼をかち得、組織内部に入ることを許された著者が、カタギには見せないヤクザの姿を
鮮やかに描き出す。理論的な知見も交えながらヤクザの実態を捉えるとともに、現代日本の実相を浮き彫りにする。

168 :風老児 ◆ZPG/GcTAlw @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:49:05.08 ID:WM42u7Mz.net
>>164

それ、辛口でしょう
日本酒は何でも美味い!^^
焼酎はまずい;;

169 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:49:45.22 ID:C+IUr+g0.net
>>152
皆で反省すんだよ。陛下も含めてな。
だからあんまへんな思想持つなよ。極右じゃんか。

170 :61式戦車 ◆ASUKA.7rt/w/ @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:52:40.95 ID:K2PhnDcH.net
>>168
蔵元が気に入った酒屋にしか卸さない皇室御用達の物と同じ樽で作った日本一の酒。
お世話になってる人によく送るの。

171 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:52:57.14 ID:124oL7a6.net
>>169
何を反省するんだ? どう見てもルーズベルトが悪いじゃないか。

172 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:54:44.43 ID:124oL7a6.net
フーバー大統領も退任後にルーズベルトのことを「あいつは気違いだ」と証言しているぞ。

173 :風老児 ◆ZPG/GcTAlw @\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:55:50.45 ID:WM42u7Mz.net
>>170

わかった^^
こっちが先に送るから少し待って
時期が来たら送り先を聞きます

174 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:55:53.95 ID:C+IUr+g0.net
>>171
ABCD包囲網なくとも戦争にはなってたがな。
力と力が膨張しあう時には必ず戦は起きるもの。
今のシナがそう。
まぁ今のシナは侵略国家だが。

175 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 22:56:36.91 ID:C+IUr+g0.net
>>172
あれは長官じゃなかったか?

176 :風老児 ◆ZPG/GcTAlw @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:00:08.01 ID:WM42u7Mz.net
おう若ぇの

お前は俺と同じくらい勉強してる
しかし
天皇に対する思いは正逆!

お前は俺と会わなきゃならん宿命である

177 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:00:52.28 ID:T4vh7Evx.net
今、報道ステーションでキリノの話してたけど、本当に付け刃のくせに恣意的に歴史を解釈する番組だったと思った。

そもそも、キリノは戦後フィリピンの自由党の二代目大統領だ。(今、wikiみにいったらwikiは民主党と書いてるが間違い)。
自由党は対日協力者の党で、日本と戦ったケソンのあとを継いだオスメーニャの政敵だ。オスメーニャは対日強硬派でアメリカの後押しを受けてたが、
戦後、最初の選挙で対日協力者の自由党が勝利し、対日協力者処罰問題が以後、フィリピン政界のタブーとなった。日本軍戦犯の赦免はその対日協力者の赦免の延長線上に過ぎない。
>>23
それはちょっと違う。フィリピンがアメリカ植民地を受け入れていたわけじゃない。無理やり手込めにされてた状態。
そこに日本がやってきて結果ぐちゃぐちゃにしたけど

178 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:01:16.83 ID:124oL7a6.net
>>174
>ABCD包囲網なくとも戦争にはなってたがな。
>力と力が膨張しあう時には必ず戦は起きるもの。


だったら反省なんか意味ないだろ。天皇は「慰霊」すればいいのであって、
歴史観云々に口出しすべきではない。当時の日本人は「戦っても戦わなくても死ぬ」
という非業の運命を背負って戦地に赴いたのだ。こういう心情を理解できない
なら、軽々しく「反省」などという単語を使わないで欲しい。本来なら政治家ですら
口を慎むべき案件だぞ。こういうのは歴史学者に任せれば良いのだ。

179 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:04:23.53 ID:WuaPW58L.net
日本人が50万人死亡、フィりピンは、100万人死亡。
読売右翼新聞は、安倍の軍国主義を応援中、な、なんと安倍内閣の下着泥棒大臣、
汚職大臣甘利を応援中、マスコミのカス読売賭博新聞。

180 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:04:49.12 ID:124oL7a6.net
>>176
明仁は11歳で敗戦を迎えたが、その後にヴァイニング夫人に徹底的に「日本は悪い」
「教育勅語は間違い」と洗脳されたので、死ぬまで洗脳は解けない。だから軽々しく
「反省」などと口走って保守派から顰蹙を買っているのだ。洗脳されたのを宮内庁も
政治家も知っているのだから、余計な発言しないようにどうにかして欲しいね。

181 :61式戦車 ◆TzBnLCP7bQvn @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:05:05.09 ID:K2PhnDcH.net
>>173
らじゃ

182 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:09:11.76 ID:pw5ztZGt.net
バカチョンのテロが心配だ

183 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:09:27.67 ID:UBLpTmTs.net
>>180
なあ幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAPさんよ
冗談抜きに俺の友人にその名前の人が居るんよ。
それはそれで親の頭がどーなの?と思わないこともないが、それは置いておくとして
そういう同名別人のことなんですぅ〜て逃げの一手を打っているのでなければ
「今上」という完全に対象を特定できる単語を使ったほうが良いと思うぞ。

まあ、11歳で敗戦を迎えた臣民の明仁さんが本当に居るかどうかはしらんけどさ

184 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:10:35.09 ID:124oL7a6.net
明仁と美智子の結婚もアメリカの差し金だ。日本をキリスト教国家にしようとして
ミッション系の学校を出た美智子が選ばれた。柳原白蓮などは裕仁天皇の結婚同様
大反対していた。まあ平成没落は予言されていたんだよな。明治時代の予言では浩宮
皇太子が最後の天皇として即位するそうだ。

185 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:11:15.42 ID:WuaPW58L.net
天皇陛下に逆らう安倍の国賊自民党。天皇陛下の日本の平和を追及する心を
踏みにじる国賊安倍の大馬鹿野郎。安倍の馬鹿の安保法制は、憲法違反。

186 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:14:29.98 ID:124oL7a6.net
>>183
明仁がダメなら継宮ならいいか? 幸ちゃんはこのジジイが大嫌いだ。
つねにヘラヘラしてカメラの前で手を振ってるだけじゃん。大正天皇は
皇太子時代にあちこちに行啓したが、一般国民にも気さくに話しかけたり、
秋田では貧民街にわざわざ出向いて知事に恤救対策をさせるなどして、
大人気だったよ。だが継宮は商店街や町工場に行くことはないよな。
不景気で苦しんでいるのによ。

187 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:16:33.81 ID:124oL7a6.net
>>185
安倍も明仁もどっちも売国奴だ

188 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:17:01.51 ID:C+IUr+g0.net
>>186
幸ちゃん落ち着けよ。
幸ちゃん日本は好きか?

189 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:20:11.06 ID:124oL7a6.net
>>188
今の日本は嫌いだ。昭和の時代が懐かしい。あの頃は不愉快な朝鮮人どもが
傍若無人に振る舞ってなかったし、失業者も少なかったし、テレビも面白かった。
明仁が即位してから朝鮮人はのさばるわ、失業者は増えるわ、皆貧乏になるわ、
文化は腐敗堕落するわで日本は散々じゃないか。トップがアホだから国家組織が腐るんだ。

190 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:27:09.41 ID:C+IUr+g0.net
>>189
俺は幸ちゃんみたいな意見嫌いじゃないぜ。
今上陛下の部分除けばね。本来の右派はそういう意見だろうし。
今の右派ってのは自称だしね

191 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:35:52.11 ID:124oL7a6.net
>>189
幸ちゃんだって天皇の悪口なんか言いたかないよ。だが目に余るね。公務とやらも
戦没者や災害犠牲者の慰霊ばかりで、今生きている世代なんか「余計な仕事」だと思って
やらないんだからさ。それなら江戸時代の天皇みたいに京都で隠棲して表舞台に出て
来なきゃいいんだ。去年くらいから記者に何か訊かれても「戦争」「戦争」ってウザすぎ
るんだよ。大東亜戦争には様々な見解があるんだから、放っておいて欲しいね。
少なくとも自分の見解を国民に押し付けるのはやめて頂きたい。日本は事実上アメリカ
の属国なんだから、公的立場の人間は「日本が悪かった」しか発言できないんだろ。

192 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:39:24.30 ID:N0o8zy5t.net
>>184
おわだまさこ
かわしまきこ

この妃選びからして皇室は間違いなくコントロール下にあるわな

噂話だとそのように天皇が好きなら残してやろう但し一代限りだとマッカサーが言ったとか言わないとか

だとしたら今生さんは虚勢されている可能性も否定出来ないと思うのだが

193 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:43:43.87 ID:124oL7a6.net
>>192
去勢はないが、完全に洗脳されているのは確かだ。少なくとも裕仁天皇のように
広く意見を聞くという態度は明仁にはまったくない。侍従長に「国民の生活は苦しいが
何か会見しておっしゃってはいかがか?」と問われても、「いや、それよりも戦争を」と
明仁は言ったそうじゃないか。「朕は国家なり」という意識が希薄なんだろうな。
本来なら王様は生活が保障されているので国民の事を第一に考えて行動できるのにさ。
「オーナー天皇」じゃなくて「雇われ天皇」だから日本的社会主義の弊害が出たんだ。

194 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:47:32.00 ID:T4vh7Evx.net
>>193
幸ちゃん。そろそろスレ違いの話やめてよ。

195 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:47:45.46 ID:pvUD7kq5.net
ここにいる奴は何と戦ってんだ

196 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:48:32.10 ID:N0o8zy5t.net
>>193
それ言ったら皇太子などもっと酷い

なんにつけ雅子まさこ

国民の事など頭の片隅にもない

最後の天皇の資格もないわ

197 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:49:49.45 ID:124oL7a6.net
>>194
分かった分かった。まあフィリピンから戻ったら隠居するそうだから、
浩宮皇太子に期待するしかないな。今度も裏切られたら皇室完全終了だから
もう後はないぞ。日本もいずれ移民が大量に入ってくるだろうし、彼らは
天皇なんて何とも思っちゃいないんだからな。

198 :61式戦車 ◆ASUKA.7rt/w/ @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:50:21.57 ID:K2PhnDcH.net
>>195
反天連のチョンに道理を求めても無駄な事。

199 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:50:50.92 ID:124oL7a6.net
>>196
いや、公務サボリは有難いよ。どうせやってもやらなくても同じなんだから。
税金のムダを削減できるので雅子妃の仮病は有難い。

200 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:51:21.70 ID:124oL7a6.net
>>198
おまえが朝鮮人だろ。街宣右翼うぜーんだよ、死ね!

201 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:54:25.79 ID:JFDst1SI.net
◆5V9dS9MYZOAPをNGにすっか。
ν速+の皇室スレにいるおかしいのと同類だわ。

202 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:55:17.26 ID:124oL7a6.net
>>201
わざわざ宣言しないで無言でやれよw

203 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/27(水) 23:59:58.89 ID:nfRYsxvx.net
何か既知外が暴れてるけど何かあったの?

204 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/28(木) 00:28:17.14 ID:5f7RtNX4.net
幸ちゃんの落書きはゲリサポの落書きより面白い。 これが本当の保守なんだろな。

205 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/01/28(木) 01:27:25.37 ID:Tfyh/OyM.net
天皇陛下の訪問を韓国側に期待させて大失態の民主党・


「 天皇の訪韓を慎重に検討していきたい 」民主・岡田外相、韓国記者団に
「 天皇陛下の韓国訪問、韓国の皆さんが歓迎してくれるなら結構なこと」 民主・小沢幹事長、韓国で発言
    ↓
韓国李大統領、「天皇が韓国に来たければ、韓国の独立運動家に謝罪せよ」
「日本が慰安婦問題で非誠実だから竹島に上陸した」と会見
    ↓
野田政権、韓国議員団の竹島上陸直後に「竹島単独提訴の先送り」を表明
野田内閣、「慰安婦の強制連行は証拠が出て無いけど否定はできない」と玄葉外相が国会発言
( 安倍は閣議決定で強制連行否定済み )
    ↓
野田政権は更に、日本国民に知らせず韓国と水面下の裏交渉を続けて
「慰安婦に新たな首相謝罪と政府が人道的補償金を払う」と譲歩推進
(李大統領とも大筋合意し、野田の謝罪文言で最終的な詰めに入っていたが衆院解散で動きは止まる)
※その後、韓国側は↑を何度も持ち出して日本外務省などへの懐柔工作を激化させる

206 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 01:32:28.21 ID:VppAoSpi.net
>>204
天皇が微妙な問題に発言した場合は、あれこれ言えるような社会であって欲しいよね。
このスレの連中は「御信託」や「御託宣」のように扱ってスルーしたり、適当な解釈
ばかりしている。幸ちゃんは皇室制度を認めているし、君主政体は共和制よりも優れて
いると信じているが、明仁を尊敬することだけは出来ない。だから「チョン」だの「反天連」
だのという誹謗は笑止千万だし筋違いだ。君主制を維持するためには、「君臨すれども統治せず」
を実践したほうがいいのに、明仁は余計な発言ばかりして保守派から顰蹙買っているのに
気付いていないから困ったもんだ。

207 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 01:37:32.44 ID:VppAoSpi.net
>>205
>( 安倍は閣議決定で強制連行否定済み )


だったら10億も出すなよ。保守派は安倍のペテンにはもう騙されんぞ。

208 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 01:50:19.26 ID:VppAoSpi.net
昭和天皇は天皇機関説を認めていたし、「君臨すれども統治せず」を実践していた
よな。天皇の実権を使ったのは2.26事件と終戦の二回だけだ。それなのに明仁は
日本を専制君主国家のようにしてしまった。後醍醐天皇が失敗しているのに。

209 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:00:01.41 ID:VppAoSpi.net
まあ専制君主制が劣った政体であるわけではない。ホッブスは「リヴァイアサン」で
専制君主制を擁護したが、これは血統の連続が前提であるわけだ。日本の皇室の
「万世一系」は神話だからおかしなことになっている。ショーペンハウエルの
「意志と表象としての世界」から抜粋しよう。

210 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:00:54.79 ID:VppAoSpi.net
   第九章 法学と政治によせて

  第一二〇節

 自分の足もとにあるようなものを雲の中に求めるのが、ドイツ人特有の欠点だ。哲学の教授諸公が
自然法を取り扱うやり方など、その尤なるものである。自然法の素材になっている単純な人間の生活関
係、すなわち正と不正・所有・国家・刑罰権などを説明するのに、およそ法外な、抽象的きわまる、つ
まり最も包括的で最も中身のない概念がもってこられる。そしてこの概念から、それぞれの教授の特殊
な気まぐれに応じて、あれやこれやのバベルの塔が雲のなかに打ち建てられるのだ。かくて、きわめて
明瞭な、単純きわまる、われわれに直接関係する生活の事態が、わけのわからぬものに仕立てあげられ
る。こういう学校で教育を受ける若者たちこそ迷惑だ。じつは問題そのものはきわめて単純・明快なの
で、それはこの問題についてのわたしの叙述(『道徳の基礎について』第一七節、『意志と表象としての
世界』正編・第六二節)によって納得できよう。ところが、ある種の言葉、たとえば権利・自由・財
産・存在(この無内容な不定形詞の連辞)といった言葉を聞くと、ドイツ人はすっかりめまいを起こし
て、たちまち一種の精神錯乱におちいり、最も包括的で最も空っぽな概念を技巧的にならびたてなが
ら、なにも言っていないくせに大げさな空言を弄しはじめるのだ。実際は現実にこそ着目すべきであ
り、これら抽象概念のもとになっている。したがってその真の内容をなす唯一のもの、事柄や事態を具
体的に見ればいいのに、ドイツ人はそれをやらないのである。

211 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:01:43.05 ID:VppAoSpi.net
  第一二一節

 正あるいは権利と言う概念が積極的なものであるにちがいないといった先入見から出発して、これを
定義しようとくわだてる人は、失敗するだろう。つまりそれは影をつかもうとして亡霊を追いかけ、一
種の「非存在」を求めているものだからである。正あるいは法の概念は、自由の概念と同様、否定的・
消極的概念であって、その内容はたんに一種の否定にとどまるからだ。不正あるいは不法の概念こそ積
極的概念であり、最も広い意味での損傷、つまり「侵害」と同義である。損傷は人にも財産にも名誉に
も該当する。――こう考えれば人権を定義することは簡単にできる。各人は、他の人を傷つけないかぎり
どういうことをしてもよい権利をもっている、ということになる。――

 あることへの権利をもつとは、他人を傷つけないかぎり、そのことをしてさしつかえないということ
であり、あることに対する権利をもつというのは、だれかほかの人を傷つけなければ、それを受けとっ
て利用してよいという意味にほかならない。――「単純明快さは真理の目じるし」なのだ。――この論
法でゆくと、いろいろな問題が無意味であることがわかる。たとえば、われわれに自殺する権利がある
かどうかといった問題だ。他人がわれわれの一身にかんしてもちうる権利の話ならば、これはわれわれ
の生命をそこなわないという条件に制約される。だからこの条件がみたされないかぎり、そういう権利
はない。だが、自分ではもう生きていたくないという人に、ひとさまのためにただの機械になって生き
つづけるべきだというのは、行きすぎた要求だ。

212 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:02:08.76 ID:VppAoSpi.net
     第一二二節

 人の力量には差があって平等ではないが、人間としての権利は平等である。それはこの権利が力量に
もとづくものではなくて、権利の道徳的性質からいって、どの人にも、生きんとする同一の意志が、こ
の意志の客体化の同じ段階であらわれているためである。しかしこのことは、人が人として有する根源
的・抽象的権利についてのみいえることだ。めいめい各人がその力量によって手に入れる財産とか名誉
などは、この力量の程度と種類しだいであって、その権利の及ぶ範囲は広くなる。つまりこういう問題
では平等ということはなくなる。しかし財産の多い人とか活動的で名誉にめぐまれた人とかは、それだ
け獲得するものが多いからといってその権利が大きくなるわけではなくて、権利の及ぶものの数がふえ
るだけなのだ。


   第一二三節

 わたしの主著(続編・第四七章)で説明しておいたとおり、国家は本質的に単なる防衛施設である。
対外的には国全体を外的の攻撃から守り、対内的には個人がおたがいに攻撃しあうことをふせぐための
施設なのだ。以上のことから結論されることは、国家が必要なゆえんは、つまるところ、天下周知の人
間の不正にあるということだ。人間が不法なことをやらなければ、国家など考えられもしないだろう。
そうなれば自分の権利をおかされはしまいかと思う人もなくなるわけだし、たんに野獣の攻撃をふせい
だり天災を避けたりするためのただの団体というのだったら、国家と似ても似つかないものになるはず
だからだ。大げさな美辞麗句を使って、国家こそ人間存在の最高の目的であり精華であるなどと述べた
とて、俗物根性讃美まるだしにしている似非哲学者どもの馬鹿さかげんと平板さは、この観点からすれ
ばはっきりわかる。

213 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:02:35.96 ID:VppAoSpi.net
   第一二四節

 もしこの世に正義が行なわれていれば、家を建ててしまえばそれでじゅうぶんで、明白な所有権以外
に、べつだん防衛を必要としないことになろう。ところが不法がまかりとおっているから、家を建てた
人はそれを守るだけの力をもつことが要求されるのだ。力がなければ、その人の権利は事実上、不完全
ということになる。侵略者は強者の権利をもっているからだ。強い者は暴力をふるう権利をもっている
というのが、ほかならぬスピノザの法概念だ。彼は他の権利を認めないで、「各人はその有する力の量
に応じて、それだけの権利を有する」(『政治論』第二章・第八節)と言い、また「各人の権利はその有
する力によって規定される」(『エティカ』第四部・定理三七、注一)と述べている。――こういう法概
念の手引きをスピノザにあたえたのは、ホッブス、とりわけその『市民論』第一章・第一四節であるよ
うに思われる。この個所でホッブスは、神さまが万物に対して権利をおもちなのは、なんといってもそ
の万能の力によるのだ、という奇妙な説明をつけ加えている。――市民社会では、こういう法概念は理
論面でも実践面でもすでに廃棄されたが、政治の世界では、理論的に葬られたとはいえ、実践面では
依然として通用している。現に最近、北アメリカ人のメキシコ掠奪行によって、この法概念は輝かしく
も実証されたばかりだ。もっともこれをはるかに凌駕するものに、フランス人が首領ボナパルトのもと
に全ヨーロッパを掠奪した昔の例があるけれども。ただこうした征服者は、掠奪行そのものよりもはる
かにしゃくにさわることの多い、例の公式の嘘で事態を言いつくろったりしないで、むしろ堂々と厚か
ましくマッキャヴェッリの学説を採用すべきであろう。というのは、この学説から引きだせることは、
個人どうしのあいだでは、また個人に対する道徳や法学では「他人が汝に加えることを欲しないことは
他人になすなかれ」という原則が通用するけれども、政治においては、その逆の「ひとが汝に加えるこ
とを欲しないことこそ他にむかってやるべし」という原則が妥当するからだ。屈服するのがいやなら、
機を見て、つまり相手の弱みにつけこんで、ただちに隣のやつを制圧せよ。

214 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:03:07.39 ID:VppAoSpi.net
というのは、もしきみがその機を逸する場合、いつの日か、それは敵陣に寝返りを打って、隣のやつの好機
となり、きみが制圧される羽目に追い込まれるからだ。もちろん好機を逸したいまの世代の罪のつぐないは、
次の世代が背負うことになるわけだ。このマッキャヴェッリ的原則は、大統領演説なんかに見られるみえす
いた嘘のトリックなどより、掠奪をくるむ覆いとしては、はるかに品のよいものだ。ましてや、兎のほうから
犬に襲いかかったという有名なお話に帰着するようなまっかな嘘などより、礼節にかなっている。要するに
すべての国家は他の国を、好機到来と見るやただちに襲いかかる強盗の集団と見ているわけである。


   第一二五節

 ロシアなどの農奴制度とイギリスあたりの大地主制度の違い、一般に農奴と小作人・借家人・抵当
権設定者などとの違いは、実質よりも形式にある。百姓そのひとが農奴として自分のものであろうと、
小作人が食ってゆく土地そのものが自分のものであろうと、あるいは鳥とその餌、果実とその木のどち
らが自分の所有に属しようと、本質的にはあまり違いがない。現にシェークスピアもシャイロックに言
わせている。

  わたしの食ってゆく手段をおとりあげになれば、
  あなたはわたしの生命をおとりあげになることになる。

 自由な百姓はいくらも広い世間へ出かけられる利点はあるものの、農奴や「土地に所属した奴隷」の利
点はおそらくさらにこれを上まわるものがある。つまり不作とか病気とか、年をとって働けなくなれ
ば、主人のほうがその面倒をみなければならなくなるからだ。だから、不作の年ともなれば、農奴にパ
ンをくれてやる手だてをあれこれ考えて、主人のほうが眠れない一夜を輾転反側するのに、農奴自身は、
高枕で寝ていられるのだ。だからすでにメナンドロス(ストバイオス『抜粋』第二巻三八九頁、ガイス
フォルト編)も言っている。

  自由な身空で みすぼらしく みじめに暮らすより、
  よい主人に身を寄せたほうが よっぽどよい。

215 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:03:35.90 ID:VppAoSpi.net
 自由人のもう一つの取りえは、なにがしかの才能によって、いくらかましな境遇に移れる可能性があ
ることだが、奴隷にもその可能性がまったくないわけではない。奴隷が比較的高級な種類の仕事をやり
とげて、その主人にひけをとらないようになれば、やはり主人扱いを受けることになる。現にローマで
は、手工業者・工場長・建築家、それどころか医者までがたいがい奴隷だったし、現代のロシアには農
奴で大銀行家になっている人もあるという話だ。またアメリカでよくあることだが、奴隷もその稼ぎで
自分を買いうけて自由になりうるのである。

 貧困と奴隷とは同じ事態の二つの形式にすぎない。いや、ほとんど名前だけが違っているのだといい
たいくらいのものだ。その事態の本質がどこにあるかといえば、その人間の力が大部分は自分自身のた
めには使われないで、他人のためにふりむけられるということだ。このことから、労働の荷重というこ
とも起こってくるし、自分の欲求をみたすことが乏しいということにもなる。というのは、自然はよく
したもので、自分にさずかった力を適当に働かせて、自分の食いぶちを大地からかちとるだけの力しか
人間にはあたえておらず、だれでもありあまる余力などもって生まれてはいないからである。ところで
人類の相当部分のものが、人類が食ってゆかねばならぬという共同の重荷をまぬかれれば、それだけほ
かの人たちの荷が勝つことになり、悲惨になるわけだ。こうしてさしずめ、奴隷とかプロレタリアート
といった名のもとで、いつでも人類の大多数の者に重荷がのしかかるというあの禍が起こってくる。
その遠因は贅沢だ。つまり二、三の少数の者がなくてもすむもの・余計なもの・洗練されたものをもつ
ことができ、それどころか、ひとひねりしたような欲求を満たすことができるために、現在高がきまっ
ている人力の大部分がそんなことにふりむけられ、したがって不可欠なものを生産するという肝心かな
めの必要なことには手をぬくということになる。

216 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:04:04.07 ID:VppAoSpi.net
 何千という労働者が、自分の掘っ建て小屋も建てられ
ないのに豪荘な邸宅の建築に従事したり、自分や家族のために粗末な布地を織るかわりに、金持ちの
ために精巧な絹のものやレースまで編むわけで、一般に彼らは富める者らを満足させるために、くさぐ
さの贅沢品をつくっているのである。都会の人口の大部分は、こういう贅沢品の生産に従事する労働者
からなっており、百姓はためにこの都市労働者や、またこういう贅沢品を注文する連中の肩がわりをし
て、耕作したり、種をまいたり、放牧したりしなければならず、けっきょく自然がもともと彼に課した
以上の仕事をもつことになる。そのうえ彼はその力と土地を、穀物・馬鈴薯・牧畜にふりむけるより
は、むしろ葡萄・蚕糸・ホップ・たばこ・アスパラガスなどに割かねばならない。さらに、砂糖・コー
ヒー・茶などを輸入するために造船業や航海に従事する要員をそろえる必要から、たくさんの人間が耕
作から引きぬかれてゆく。こういう余計な品物の生産は、何百万という黒人奴隷の悲惨の原因となる。
彼らがその生国から強引に拉し去られるのも、彼らの汗と苦役によってあの嗜好品を生産させるためな
のだ。これを要するに、人類の力の大半は、少数の者のためにまったく余計でどうでもいいものを調達
するために、万人にとって必要欠くべからざるものの生産活動から引きぬかれてゆくのだ。したがって
一面において贅沢が行なわれているかぎり、他面においてはプロレタリアートの貧困という名のもとで
あれ、奴隷制度の奴僕という名のもとであれ、必然的に過重労働と粗末な生活が存続せざるをえない。
奴隷とプロレタリアートの基本的違いは、奴隷のほうが暴力にその発生原因があるのに対して、貧乏人
は策略にその原因を帰さねばならぬということだ。社会のきわめて不自然な状態、悲惨をまぬかれよう
とする一般的戦い、多数の人命を犠牲にする航海、錯雑した商業上の利害、最後に以上すべてのことが
機縁となって起こる戦争――これらすべての唯一の発生源は贅沢にある。しかも贅沢は、これを享受す
る人を絶対に幸福にするどころか、むしろ病的に不機嫌にするのである。したがって人間の悲惨を軽減
する最も有効な手段は、贅沢をへらすか、さらには贅沢をやめることであろう。

217 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:04:29.58 ID:VppAoSpi.net
 こういう考え方全体に真実な点が多々あすことは議論の余地がない。それにもかかわらず、この考え
方は、経験によって確かめられる別の考え方によって、結果的に反駁されるのである。すなわちあの贅
沢に営々と奉仕する労働によって、人類はその必要欠くべからざる目的にふりむける筋力(刺激性)の
点では失うところがあるのだが、そのかわりに、まさにそういう機会に(化学的意味で)遊離してくる
神経力(感受性、知性)によって、その穴埋めが徐々にではあるがいろいろなされるということであ
る。というのは、神経力のほうが高級な力であるから、その仕事もまた筋力の仕事にはるかにまさって
いるからだ。

  一つのよき献策はしばしば多くの手にまさる。
               (エウリピデス『アンティオペ』)

百姓だけ集まっても、発見や発明はできぬ。手が遊んでいると、頭が働くようになるのだ。芸術や科学
はそもそも贅沢の子供であり、贅沢という金主に借金を返してゆくのだ。科学は、機械工学・物理学・
化学などのすべての部門において、テクノロジーを完成した。それは現代において機械を昔では想像も
できなかった水準にもちあげ、とりわけ蒸気機関や電気によって、昔の人なら悪魔のせいにしたと思わ
れるほどのことをやっている。今日ではあらゆる種類の工場や手工業において、ときに農耕において
も、機械のはたす仕事はたいへんなもので、いま遊んでいる裕福な連中・インテリ・頭脳労働者の総力
を結集しても、したがってまたあらゆる贅沢をやめて、すべての人が百姓の生活を送ることにしても、
とうてい問題にはならぬのだ。こうした企業の製品は金持ちにだけ役立つわけではなくて、すべての人
が恩恵を受けるのである。

218 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:05:34.50 ID:VppAoSpi.net
 昔ならほとんど手のとどかぬような品物が、今日では安く大量に手にはいる
し、最下層階級の生活もいちだんと快適さを増してきている。中世期ではイギリス王も、フランス大使
に謁見を給うさいに、貴族のひとりから絹の靴下を借りたものだ。エリザベス女王でさえ、一五六〇年
のお年玉に絹の靴下を一組はじめてもらったときには、びっくりしてひどく喜んだものだ(ディズレー
リ、第一巻三三二頁)。ところが今日ではそれくらいのものはどんな売り子でも持っている。五十年前
に貴婦人の着た更紗の服は、いまでは女中が着ている。この調子で機械がいましばらく進歩すれば、人
間が力を労することはほとんど完全にまぬかれるところまで行きつけるであろう。現に馬力の大部分は
すでにそうなっているのだ。そうなればもちろん、人類全体に精神文化が及ぶことも考えられよう。人
類の大部分の者が肉体的重労働に従わねばならぬかぎり、そういうことは不可能な話である。というの
は、つねにどのような場合にも、一般的にも個別的にも、刺激性の筋力と感受性の神経力は敵対関係に
あるからだ。つまり両者の根底にある生命力は一定しているためだ。さらに「芸術のわざは風習をやわ
らげる」と言われるとおり、やがて大にしては戦争、小にしてはなぐりあいや決闘も、おそらく完全に
この世から姿を消すっであろう。あと二つはすでに今日、はるかに珍しくなっている。しかしここでユ
ートピアを描きだすことが、わたしの目的ではないのである。――

 しかしこれらの理由を別としても、贅沢を廃してあらゆる肉体労働を均等に分けるべきだという右に
述べたあの論拠に対して一考すべきことは、人類という大集団は、いついかなる場合にも、それぞれの
問題に応じて、さまざまな姿で、指導者、指揮者、助言者をかならず必要とするということだ。裁判
官・統治者・将軍・官吏・牧師・医者・学者・哲学者といった人たちがこれにあたる。こうした人たち
はすべて、大多数の、まったく能力のない、倒錯した連中を人生の迷路をつきぬけて案内する使命をお
びていた。

219 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:05:52.17 ID:VppAoSpi.net
 したがってこうした人たちは、めいめいそれぞれその地位と能力に応じて、その視野に広い
狭いはあっても、人生の見通しをもっているのである。こういう指導者が肉体労働から解放されるとと
もに、卑俗なことの欠乏や不便にわずらわされないということ、それどころか、その大きな仕事の程度
に応じて、普通の人より所有や享受の点でまさるものがなければならないということは、当然・至当の
ことである。大商人でさえも、彼らが国民の需要の見通しをつけてこれに応じるかぎり、労働を免除さ
れるあの指導者階級に数えいれるべきである。


   第一二六節

 主権在民の問題はつきつめたところ、およそだれかが根源的に、ある国民をその意志に反して支配す
る権利をもちうるかどうかという点に帰着する。そういうことが筋を通して主張できるとはわたしは思
わない。ともかく国民に主権はある。しかしこの主権者は永遠に未成年の主権者を、いつまでたっても
後見を受ける必要があり、自分で自分の権利を行使すれば、かならず無限の危険をまねく。とりわけこ
の主権者は、すべての未成年者と同様、扇動政治家とよばれる術策にとんだぺてん師に簡単に乗じられ
るのである。――

 ヴォルテールは言う、「最初の王は運のいい兵隊だった」と。

 もともとすべての君主はなるほど常勝の将軍であった。そしてこの特性を生かして長いあいだ支配し
てきたのである。常備軍をもつようになると、彼らは国民を、自分ならびにその兵士たちを養ってゆく
手段とみた。つまり面倒をみるのは、毛や乳や肉をださせるためといった一種の畜群と見ていたわけ
だ。これは(次の第一二七節で詳論するように)もともと、つまり本性上、この世で幅をきかすのは正
義ではなくて暴力的権力ということ、第一占有者の特権はあらゆる正義に優先するということに
もとづく。

220 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:06:25.03 ID:VppAoSpi.net
 したがってこの権力は絶対に破棄できず、この世から片づけるわけにはいかないもので、い
つでもこれを代表する者がなくてはならない。権力が正義の側に立って、これと結びつくというような
ことは、ただ要望できるだけである。そこで君主はこう言うのだ。「わたしはおまえたちを支配する。権
力によってだ。わたしの権力は他のすべての権力を排除する。なぜならわたしは、わたしの権力となら
ぶいかなる権力にもがまんできないからだ。外からやってくる権力であろうと、国内において甲が乙に
対して有する権力であろうと、わたしは甘受できない。おまえたちは権力をこういうものとして納得せ
よ」と。こういう仕上げができてしまうと、時の進むにつれて、王権はまったく別のものになってしま
い、暴力的権力といった概念は背景にしりぞいてしまって、たまにそれがちらつくと亡霊のように見ら
れるまでになる。暴君といったイメージに取ってかわって、国君、すなわち国の父という概念があらわ
れる。かくて国王は、あらゆる法的秩序、したがってまたすべての人の権利がそれに支えられることに
よってのみ存続できるといった、確固としてゆるぎない大黒柱になってしまう。さてこういうことがで
きるというのも、国王には生得の特権があるからにほかならない。この特権は、いかなる権威も匹敵で
きないような権威を、国王に、しかも国王にのみあたえる。この権威を疑ったり攻撃したりすることは
できない。いやそれ以上に、すべての人が本能的にこれに従うのだ。さてこそ君主が神の恵みを受けて
「天佑を保全する」とよばれるのは当然であり、つねに国家において最も役立つ人物であり、どんな無
鉄砲な王室費を計上しようとも、その功績にむくいるにはじゅうぶんではないということになるのだ。

221 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:06:51.87 ID:VppAoSpi.net
 ところでマッキャヴェッリは最初に述べたあの中世期的概念の君主から断固としてその論を展開して
おり、自明のこととしてこれを説明することなく、暗黙の前提として、その上に彼特有のさまざまな助
言を基礎づけている。一般に彼の本は、当時まだ幅をきかせていた実践を理論に遡及し、体系的に首尾
一貫して論述したもので、まさにその理論的形式と完成によってきわめて辛辣な趣を呈することになっ
たのだ。――ついでに言えば、ラ・ロシュフコーの不滅の書についても、辛辣ということは言えるが、
その主題は公の生活ではなく私的生活であり、その内容は献策ではなく感想である。いずれにしてもこ
のすばらしい本の表題には文句をつけることができよう。それは大部分「箴言」でもなければ「反省」
でもなく、ただの「落想」だからだ。したがって「アペルシュー」とでも題すべきところだろう。
――それはそうと、マッキャヴェッリにも私的生活に応用できるものはいくらでもある。


    第一二七節

 正義自体は無力である。本来のさばるのは暴力的権力なのだ。ところでこの権力を正義に導き、権力
手段によって正義が行なわれるようにすること、これこそ統治術、すなわち政治の問題なのである。そ
してこれはたしかにむずかしい問題だ。ほとんどすべての人の胸のうちに無限の利己主義が巣くってい
ることを考えれば、これが難問題であることがわかろう。しかも、たいがい利己主義に加わってくるの
は、たまりにたまった憎悪と悪意のたくわえで、「憎しみ」のほうがもともと「愛」をはるかに凌駕す
るのだ。さらに考えられることは、こういう性質をもった何百万という個人を、秩序・平和・安寧・合
法といった枠のなかにおさえようというのである。ところが各人は、もともとどんな人にむかっても
「おたがいさまじゃないか!」という権利をもっているのだ。こうしたことをじゅうぶん頭においてみ
れば、現に見られるように、世の中がともかく全体として平静・平和に、正しくまともに動いているこ
とに驚かざるをえない。しかもこのことは、なんといっても国家というからくりひとつで達成されてい
ることなのだ。――

222 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:07:19.81 ID:VppAoSpi.net
 というのは、直接に効果的なのはいつでも肉体的暴力というやつだ。普通の人間が
受けいれて考慮を払うのは、これだけなのである。このことを経験によって確かめてみたければ、いっ
さい強制しないという条件で、利害に反してでも理性や正義や公平を守るべきだなどと、口をすっぱく
して普通の人間に説いてみることだ。返事に帰ってくるのは嘲笑くらいであろう。ただの道徳力だけで
は無力なことが、いやというほどわかるだろう。つまり考慮が払われるのは肉体的暴力だけなのだ。と
ころがこの力はもともと大衆のものだ。そもうえそのお相手をつとめているのが、無知・愚鈍・無法と
三拍子そろっている。したがってさしずめ統治術の課題は、こういう困難な事情のもとで、それにもか
かわらずこの肉体的暴力を精神的優越性である知性に従わせ、これに役立てることである。しかしこ
の精神的優越性が正義ならびによき意図と組んでいない場合には、それがうまく運んだとすると、そう
いう仕組みの国家はあざむく者とあざむかれる者とからなる、という結果になる。しかしこのことは、
どれだけ大衆の知性化を妨害しようとしても、大衆の頭が進んでくれば、しだいに明るみに出てくるこ
とで、結局は革命に行きつくわけである。これに反し正義ならびによき意図が知性の側についている場
合には、人間の世界の尺度からは、完全な国家ができることになる。この場合、非常に役立つことは、
正義ならびによき意図が事実としてあるというだけでなく、これを公表・周知せしめ、公の批判と検討
にまかせることである。しかしこのさい、多数の者が参画することによって、国家が内外に対して働き
かける必要な権力の中心点が、その集中と力の点でマイナスにならぬよう、用心しなければならな
い。現にこのことは、共和国においてほとんどつねにみられることなのだ。以上すべての要請に国家の
形式をとおしてこたえることが、したがって統治術の最高の課題であろう。しかし現実においては、統
治術は、その素材としてそれぞれの国民的特性をそなえた所与の国民を念頭におかねばならぬのであっ
て、この仕事が完全にはこぶかどうかには、この素材の性質がつねに大きな影響力をもつだろう。

223 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:07:43.59 ID:VppAoSpi.net
 国家共同体に不正の残存することができるだけ少なくなるていどに、統治術が以上の課題を解決する
ならば、それだけでもつねにたいしたことであろう。なぜなら、不正が影も姿もなくなるなどというこ
とは、ただ近似的にしか達成できない理想的目標にとどまるからだ。というのも、一方で不正を片づけ
れば、他方からまたしのびこんでくるからで、不法ということは深く人間の本性にひそんでいるからに
ほかならぬ。われわれは憲法の人為的形式と法の完備によって、あの目標に到達しようと努めているの
であるが、これはしかし百パーセントには近づかぬ一種の漸近線にとどまるのである。というのも、法
律の条項の概念をどんなに確定してみても、個々の場合すべてをつくすことはできず、ひとりひとりの
個人的場合に及ぶことは不可能であって、それはいわばモザイクの石ていどに近づけられるものの、と
うてい絵筆のニュアンスまでは出すことができないからである。そのうえ、政治においては、すべて実
験は危険である。なにぶん相手はいちばん扱いにくい素材、すなわち人間であり、その取扱いは爆発す
る雷金の扱いとほとんど同じくらいに危険だからだ。この点で、出版の自由が国家機関に対してもつ意
味は、安全弁が蒸気機関に対するのと同様である。というのは、どういう不平・不満も、出版の自由が
ありさえすれば、ただちに言葉で発散させることができ、それどころか、材料があまりない場合には、
言葉だけで種切れになるからだ。しかし種が多い場合には、機を失せずそれを看破し、はけ口をつけ
てやるがよい。不平をむりやり閉じこめ、それが卵をかえし、発酵し、煮えたぎり、伸びほうだいに伸
びて、ついには爆発するよりも、このほうがはるかにうまくいくのだ。――他方、出版の自由は毒物販売
の許可のようなものとみるべきだ。毒物といっても精神と気分に対する毒物だ。というのは、知識も判
断ももたない大衆の頭にどんなことが浮かぶか、わからないではないか。とりわけ目先に利益や儲けと
いったことをちらつかせる場合、なにを考えだすかわかったものではないからだ。

224 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:08:09.70 ID:VppAoSpi.net
 いったんなにかをこの頭に吹きこんでしまえば、どんな非行・犯罪もできないことはないではないか。
だからわたしは、出版の自由は危険のほうがその利点をうわまわることになりはしまいかと、非常におそ
れるものである。とりわけどんな苦情でも法的に訴える道が開かれているから、なおさらである。いずれ
にしても出版の自由は、いっさいの匿名を厳に禁止することを条件にすべきであろう。――

 一般的に次のような仮説を立てることができよう。つまり法は、純粋に遊離して析出することのでき
ないある種の化学的物質と似た性質をもっている。この物質は、担体の役割をはたしたり、あるいは必
要な濃度をあたえてくれるごく微量の混ぜものを要するのだ。たとえば弗素、アルコール、青酸のたぐ
いだ。法もこれと同じことで、現実の世界に根をおろして支配しようとするからには、気まぐれや暴力
といったものをほんの少しつけ加えることがどうしても必要だ。法本来の性質は、純粋に理想的な、つ
まりエーテルのようなものだが、この現実の物質的世界に存立して作用を及ぼし、ヘシオドスに見られ
るように気化してこの世から天上へ飛んでいかないためには、その必要がある。すべての生得権・相続
特権・国教そのほか多くのものは、こういうやむをえない化学的塩基もしくは合金とみなすべきであろ
う。この種の恣意的にきめられた基礎のうえに立ってはじめて、法も流通し、矛盾なく施行できるであ
ろう。いってみれば、こういう基礎は法の「立つべき場所」であろう。

 リンネの人為的な恣意的に選ばれた植物体系を自然の体系でとりかえることはできない。たとえ自然
の体系がどれだけ理性にかなっていようとも、またじつにしばしばそういう体系がこころみられたにし
ても、それはできないのである。というのは、自然の体系には、恣意的・人為的体系のそなえているあ
の概念規定のしっかりした確実さがないからである。同様に、右に示唆したような憲法の人為的・恣意
的基礎を純粋に自然的な基礎でとりかえることはできない。自然的基礎は上述の諸制約を非難して、生
得の特権のかわりに人格的価値こそ特権をもつべきだとし、国教のかわりに理性的探究の成果をすえよ
うなどとするものだ。

225 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:08:38.05 ID:VppAoSpi.net
こうした言いぶんがどんなに理性にかなっていようとも、そこには国家共同体の
安定性を確保する、あの諸規定の確実さが欠けているのである。たんに抽象的な法だけが具体化されて
いるような憲法は、立派は立派でも、なにか人間以外の存在のためのものであろう。というのは人間の
大多数は、きわめて利己主義的で不正であり、思いやりもなければ嘘もつき、ときには邪悪でさえあ
り、知性などろくにそなえていないからだ。さてこそ一身に権力を集中した人間、法や規則に超然とし
てなんの責任ももたぬ権威、すべてのものがそれに屈服する権力、いちだんと高い存在とみなされる、
いわゆる天佑を保全せる支配者が必要になってくるわけだ。こうしてはじめて、人類は長期にわたって
制御・支配されうるのである。

 これに反して、北アメリカの合衆国では、こうした恣意的基礎をすべて完全に排除して処理しようと
する試み、すなわちまったく混ぜもののない、純粋・抽象的な法を施行しようとする試みがなされてい
る。しかしその成果はかんばしくないのだ。というのは、この国は物質的に繁栄しているにもかかわら
ず、低劣な功利主義が支配的志操としてのさばっており、これにはかならずつきまとう相棒の無知が、英
国教会的な偏狭な頑信、おろかなうぬぼれ、ばかばかしい女性崇拝と組んだ残忍な粗暴さといったもの
のお先棒をかついでいるのである。さらにもっと始末のわるいことが一般的に行なわれている。すなわ
ち、罰あたりな黒人奴隷制、奴隷に対する極端な残酷、自由な黒人に対する不法な抑圧、リンチ法、頻
発するにもかかわらずしばしば処罰されないで終わる暗殺、ひどく残忍な決闘、ときには公然たる法の
無視、公債の支払い拒絶、詐欺同然の腹立たしいくらいの隣接した州の政治的接収、その結果として起
こる富める隣国への貪欲な掠奪行、それをまた最高の筋が、その国のだれもが嘘と知っていて笑ってい
るような出まかせで弁護すること、いよいよ高まってゆく衆愚政治、右に述べたような上層部の法の無
視が一般の道徳性に及ぼす結果としての堕落といったことどもである。

226 :幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP @\(^o^)/:2016/01/28(木) 02:09:04.47 ID:VppAoSpi.net
 そういうわけで、この地球の裏側における純粋な法形態の見本は、共和国の肩をもつものでなく、いわ
んやこれを模倣したメキシコ、グァテマラ、コロンビア、ペルーにとってはさらに黒星である。共和国と
いうものにつきまとうまったく特別な、いわば逆説的な不利のひとつは、共和国においては卓越した頭脳
の持ち主が高い地位につい直接政治力を及ぼすようになることが、君主国におけるよりは困難であるとい
う点だ。というのも、偏狭・薄弱・平凡な頭のやつらが、それこそ断然、いつもあらゆる場合に、そして
あらゆる関係において、卓越した頭脳に対して天敵同然に謀反をおこし、あるいは本能的に結託し、すぐ
れた人物に対するその共通した恐怖によって大同団結をむすぶからである。このつねに多数を占める馬鹿
者どもの集団には、共和体制の場合、卓越した人物たちを抑圧し閉めだし、これらすぐれたものたちに凌
駕されまいとすることは、容易に成功するであろう。なにぶんここではもともと同権で、しかもつねに五十
対一となるからだ。これに反し、君主政体では、どういう場合にも当然おこるこの団結、すなわち愚かな者
がすぐれた者に対して徒党を組むということが、あることはあるけれども、それはたんに一方的に、下から
起こるだけで、上からは理性と才能が自然なとりなしと保護者を見いだすのである。というのは、まっ
さきに君主そのひとの地位はあまりに高くかつ堅固であるから、およそだれかと競争しなければならな
いといった心配はいささかもいらない。そのうえ君主自身は国家に奉仕するにあたって、自分の頭だけ
ではじつに多方面にわたる要請にとうていこたえることはできぬから、その頭脳よりもむしろその意志
を働かせるのである。すなわち君主はつねにひとの頭を使わねばならない。そして当然のことながら、
自分の利害が国の利害としっかりからみあい、不可分・一体となるように顧慮して、自分にとっていち
ばん役に立つ道具である最上の頭脳を優先的にえらび、これに目をかけることになる。ただしそれは人
材を見つける能力あっての話であるが、誠実にさがせば、これはたいして困難なことではない。

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