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【毎日新聞/記者の目】南シナ海領有権問題 ベトナムを訪れて感じたこと 中国は共存姿勢示せ 河津啓介(外信部)[1/28]

2 :ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/:2016/01/28(木) 20:37:56.44 ID:CAP_USER.net
>>1の続き)

 それでも、近年の緊張の高まりは、国力を増した中国の行動が発端となっている。中国は南沙諸島で大規模な埋め立てを進め、
複数の滑走路を建設。年明け早々には、ファイアリクロス(中国名・永暑)礁で民間航空機の試験飛行をしている。

 中国には南沙諸島への進出に「出遅れた」との意識があり、滑走路整備や埋め立てを「他国も同じことをしてきた」(外務省報道官)と
正当化する傾向がある。確かにフィリピンやベトナムなどは1970年代ごろから実効支配する島に滑走路などを建設し、軍隊を
駐留させる国もある。だが、大国・中国が地域安定に及ぼす影響の大きさは、他国とは比較にならない。周辺国を刺激するのではなく、
共存する姿勢こそが求められるのではないか。中国が提唱する欧州に至る経済圏構想「一帯一路」には隣国ベトナムなど南シナ海の
沿岸国も含まれる。隣国との信頼関係がなければ、巨大な経済圏構想も絵に描いた餅だろう。

 ある漁師は「私が漁師になった十数年前は安心して漁ができた。洋上でフィリピンや中国の船と出合ってもトラブルなど起きたことはなかった」と
懐かしそうに振り返る。「平和な海」が住民の願いに反して踏みにじられていいはずがない。南シナ海を漁場にする島民との触れ合いを通じ、
その思いを一層強くした。

(おしまい)

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