【慰安婦合意】「韓日不可逆的合意は無価値…世界的公論化は避けられない」～ベルリンで韓国人・ドイツ人・日本人による懇談会[03/10]

蚯蚓φ ★＠＼(^o^)／

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東ドイツ民主化運動の中心地であったベルリン・プレンツラウアーベルク地区にあるシオン教会に
近い小さな空間‘テンクアリウム’。去る3日、こちらで意味深い行事が開かれた。コリア協議会、在
独日本女性会、ドイツ日本平和フォーラムなどの団体が40人余りのドイツ現地団体要人およびドイ
ツジャーナリストらを招いて昨年、韓日政府間でなされた‘慰安婦合意’問題を話す懇談会だ。

コリア協議会ハン・ジョンファ代表、<朝日新聞>でカメラマンをしていて‘ナヌムの家’に入って3年
間、共に生活した矢島宰、慰安婦問題謝罪を要求して日本大使館前でデモを開く在独日本女性
会代表、梶村道子、ドイツ過去の歴史清算活動をしている‘記憶、責任、未来財団’顧問ウタ・ゲル
ラント(Uta Gerlant, マイクを持った人)が討論に参加した。

在独日本女性会代表、梶村道子は日本が真の謝罪をしない理由について「第二次大戦後、日本
は自らを犠牲者とだけ規定したため」と指摘した。

‘記憶、責任、未来財団’顧問、ゲルラントは戦勝国であり日本友邦の米国が日本の過去清算に関
心を見せないことが日本の抵抗運動が自国社会を変えられない原因と見た。‘記憶、責任、未来財
団’はドイツの過去清算のために2000年、ドイツ政府と企業が共に設立した財団だ。東欧強制徴
用被害者を探して損害賠償金を支給する活動をしている。

ゲルラント顧問は昨年、韓国と日本を行き来して慰安婦問題に関するシンポジウム講演と討論に参
加したことがある。「和解を成し遂げようとするなら、どんな努力が必要だろうか」という司会者の質
問に彼は「慰安婦犠牲者はさらに多くの共感、連帯、また、歴史的事実に対する公式的認定を必
要とする。和解は起きたり、起こらなかったりする。和解を人為的に作り出すことはできず、互いに
強要できない。今日のこの小さな動きはお互いを本当に理解する態度だ。韓国人、日本人を越え
て人権をめぐり同じ目的を追求する人々の努力が希望の兆候だ」と話した。

彼は行事の後「性問題は難しくて公論化されにくい。このために第二次大戦当時、ヨーロッパ性的
奴隷と関連した戦争犯罪がすべて明らかにはならなかった状態だ。うちの祖父らが東ヨーロッパで
した戦争犯罪は推測だけで残っている。ところが90年代、韓国慰安婦ハルモニらはカミングアウト
して連帯し自ら強くなった。不都合な歴史的事実が世の中にあらわれて、女性の人権に対する問
題意識が高まった」と話した。

‘記憶、責任、未来財団’のギュンター・ザートホフ代表は「討論を見て不可逆的合意がどれほど無
価値なのか深く考えることになった。この問題は世界的にまた問題化される余地が大きい」と感想
を明らかにした。

ベルリン/ハン・ジュヨン通信員

ソース：ハンギョレ新聞(韓国語) 「韓日不可逆的合意は無価値…世界的公論化避けられない」
http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/734323.html

【慰安婦合意】 「韓日不可逆的合意は無価値…世界的公論化は避けられない」～ベルリンで韓国人・ドイツ人・日本人による懇談会[03/10]

【慰安婦合意】「韓日不可逆的合意は無価値…世界的公論化は避けられない」～ベルリンで韓国人・ドイツ人・日本人による懇談会[03/10]