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【東亜日報】 「済州王桜」世界化推進、原産地論争に終止符を 〜日本学者は染井吉野が済州から伝わった可能性を認めないが…[04/06]

682 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2016/04/06(水) 21:31:48.01 ID:/qqOw2xJ.net
ソメイヨシノの基礎知識をまとめたので、変な知識を披露している、あるいは間抜けな反論する人を見たらコピペして教えてあげて。

桜は原種と、その原種からの変種、原種同士の交雑による交雑種の3つに分類される。
桜は自家不和合という特性を持つため、同一個体では受粉しない。
この性質のため、接ぎ木から増やしたクローンであるソメイヨシノ等の園芸品種は自生しえない。
一方原種は同一個体かどうかを判定するS遺伝子座のタイプが個体によって異なるため同一品種でも受粉する。

園芸品種の出自については、戦後になるまで桜の人為的な交雑が行われた記録が存在しないことから、明治以前の園芸品種は自生している原種間の交雑によって生じたもの(原木)を選抜した可能性が高い。
このため、日本の植物学者はソメイヨシノの原木の自生地を求めて、済州島を調査したり、伊豆半島を調査している。
また江戸時代になると、旧寛永寺に吉野から多くの桜を植栽したり、飛鳥山を花見の名所として造成したり人為的な桜の群生が生じたことから、江戸時代の品種には植栽した異種間の桜から生まれた新種も存在するものと考えられる。

中でもソメイヨシノは当初済州島起源説など原木の自生地について諸説生まれたが、親に日本固有種のオオシマザクラを持つことが形態学的にも遺伝学的にも確定したことから、自生地に関しては伊豆半島に絞られた。
しかし、その可能性も調査の結果否定されたため、現在は植栽地に於ける異種間交雑によって生じた品種からの選抜であるとする説や、人工交配によって生み出されたとする説が有力である。

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