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【韓国】 革新的技術はことごとく他国へ、「先見の明」がない韓国〜色あせる「メード・イン・コリア」神話[04/29]

2 :蚯蚓φ ★@\(^o^)/:2016/04/30(土) 00:34:09.47 ID:CAP_USER.net
>>1の続き
■すぐに利益が出ないものには関心がない韓国

 「HANA」の技術も初めからSAPの手に渡ったわけではない。チャ教授は当時、この技術を韓国で常用化しようとさまざまな努力を重ねた。韓国の大企業への接触を試みたり、自らスタートアップ(起業したばかりの企業)を立ち上げたりした。チャ教授は「当時、韓国ではITブームが起きていたが、みな即座にカネになる技術にしか関心がなかった」「『HANA』 のようなソフトウエア技術に興味を示す投資家や企業はなかった」と話した。

 結局チャ教授たちは2002年、韓国を離れて米国シリコンバレーへと移った。そこでSAPに出会った。SAPは韓国からやって来た見慣れない技術に期待以上の関心を示した。近い将来ビッグデータ時代が幕を開ければ、既存の技術よりはるかに高速なデータ処理技術が必要となることを、同社は予測していたのだ。結局、チャ教授の開発した技術はSAPに売却された。

 世界最大級の石油企業の一つ、フランスのトタル社が活用する最先端の地下油田探査技術も、韓国で生まれたものの残念ながら自国で確保できなかった技術だ。この技術はソウル大のシン・チャンス教授チームが08年に開発した。地価に埋蔵されている原油を、地震波を利用して探知するもので、同様の原理を利用した従来の技術よりも解像度がはるかに高く、油田探査の成功率を大幅にアップさせた。

 シン教授のチームは当時、韓国の複数のエネルギー企業にこの技術の移転を打診したが、提案を受け入れる企業は1社もなかった。業界関係者は「韓国のエネルギー企業の中で直接石油を探査してボーリングする企業はほとんどないため」と説明した。最終的にこの技術は2010年、125万ドル(現在のレートで1億4000万円、以下同じ)の技術使用料と引き換えにトタル社に移転された。現在トタル社はこの技術を活用して中東や北海などで油田の探査を進めている。

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