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【韓国】常習賭博罪での逮捕が韓国司法界を揺るがす事態に[5/13]

1 :ダース・シコリアン卿 ★@\(^o^)/:2016/05/13(金) 15:48:36.55 ID:CAP_USER.net
化粧品王がヤメ検、ヤメ判事に巨額報酬で裏工作依頼

新しい成長産業分野がなかなか見付からない韓国で、化粧品分野は数少ない最近の成長業種。この業界で「成長神話」を作ってきた主人公が、常習賭博で収監中だ。

それどころか、刑の軽減を狙って判事出身の弁護士に巨額報酬を払ってロビー工作をさせ、うまくいかないとこの弁護士に面会室で暴力をふるった疑いも出ている。中国人や日本人など韓国に来る外国人観光客のここ数年の、「定番お土産」は化粧品だ。

外国人観光客でにぎわうソウル中心部の明洞(ミョンドン)には、化粧品店がひしめき、中国語や日本語で客引きを繰り広げている。

成長分野の化粧品業界でも勝ち組

化粧品のチェーン店で最近数年間、急成長し、勝ち組になったのが「ネイチャーリパブリック」だ。独自開発した化粧品と比較的品質が良く低価格なのが受けて、外国人観光客だけでなく、韓国の消費者の間でも人気を集めていた。

店は相変わらずの人気だ。明洞や地下鉄駅などに数多くの店があるが、どこも若い女性や外国人観光客でにぎわっている。

この会社の創業会長が、最近、韓国メディアを連日にぎわせている。50代になったばかりの会長は、韓国の化粧品業界では「成長神話」を作った人物として有名だ。

ソウル中心部にある南大門(ナムデムン)市場で働いていたが、もともとビジネスの才覚があったのだろう。20代で化粧品店の経営に乗り出す。

南大門市場出身で大成功

2000年以降、韓国で化粧品ブームが起きた。比較的品質が良く低価格の刑商品を販売する店が、人気を集め、急成長する。独自ブランドを持つチェーン店が次々と登場した。

この会長も「ザ・フェイスショップ」を設立して大当たりする。この化粧品販売会社を創業2年で2005年に大企業に売却して2000億ウォン(1円=10ウォン)とも言われる資金を手に入れた。

だが、この頃から中国人の韓国訪問ブームが本格的に始まる。中国人にとって最も人気の高いお土産は、「韓国産化粧品」だった。韓流ドラマや映画の影響もあって売り上げはどんどん伸びた。

こんな様子を見て、また化粧品ビジネスへの挑戦の意欲が出たのか。2009年に「ネイチャーリパブリック」を設立した。

積極経営で韓国内に700、海外にも100以上の店舗を出し、再び急成長が始まる。自分が創業して売却した「ザ・フェイスショップ」「ミーシャ」などに次ぐトップ5ブランドに入った。

2度の創業で大当たり

2015年の売上高は2800億ウォンに達したという。ネイチャーリパブリックは株式公開も準備していたと言われ、75%の株式を保有する会長は、再び巨額の資金を手に入れることが確実になっていた。

そういうときにこういうことが起きるのか。海外で高額のカジノへの出入りが始まった。

韓国には「常習賭博罪」があり、2015年10月に拘束されしまった。マカオで100億ウォン相当の賭博をしていたという。さらに12月には1審判決で懲役1年の実刑判決を受けた。

ここまでなら、「金持ちオーナー経営者の道楽」で、お灸をすえられて反省をして終わったかもしれない。

巨額の資金を持っていたからか。あるいは、誰かに持ちかけられてこれに乗ったのか。控訴審で、何とか釈放と執行猶予付の判決を得ようと「腕利き」の弁護士を選任した。

「腕利き」の判事出身女性弁護士

この弁護士は40代の裁判官出身の女性弁護士だった。

「保釈を取り付ける」「執行猶予は何とかする」。こんな言葉に安心したのか。この弁護士を選任した。

だが、保釈申請は却下された。2審では懲役8か月となったが、執行猶予は付かなかった。会長はもちろん、判決に不服だった。そんな時に、弁護士との間で「事件」が起きた。

「保釈にならなかったじゃないか!?金を返せ!」 「お返しできません」 「何だと!」

韓国メディアによると。2016年4月12日、ソウルの拘置所で、会長と、面会に来た女性弁護士とこんな言い争いになった。

会長は興奮して怒鳴りつけながら帰ろうとした弁護士の手首をひねって無理やり座らせたという。

JBpressブックス 2016.5.13(金) 玉置 直司
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46842

続きます

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