【韓国】製紙工場で有毒ガス発生、作業員2人死亡・1人重体　／慶北・高霊[06/02]

荒波φ ★＠＼(^o^)／

製紙工場の原料タンクで発生した有毒ガスを吸い込み、作業員2人が死亡、1人が重体となる事故が起きた。

1日午前10時17分ごろ、韓国南部・慶尚北道高霊郡の製紙工場で、掃除のため縦横6メートル、
高さ2メートルの原料タンクに入ったネパール人作業員（23）が突然倒れた。

助け出そうとタンクに入った韓国人の作業班長（57）と作業員（52）の2人も倒れ、病院に運ばれた。

ネパール人作業員と班長は死亡し、残る一人も意識不明の重体だ。

事故現場の製紙原料タンクは、紙と薬品を入れて粉砕、分解するもの。

警察の捜査により、タンク内では猛毒の気体である硫化水素が発生していたことが明らかになった。

紙くずに水がかかるとタンク内でガスが発生し、酸素濃度を低下させ、生命を脅かしかねないと警察は説明している。

原料タンク内で作業をする場合はガスマスクを付ける決まりだが、事故に遭った作業員らは付けていなかったという。

警察は会社関係者を対象に、安全対策がきちんと取られていたかどうかを調べている。

慶尚北道の消防本部関係者は「（有毒ガスによる）窒息事故では最初の被害者を防具も付けずに同僚が助け出そうとして
一緒に被害に遭うケースが多いが、今回も同様の事故だった可能性がある」と説明。

密閉された空間で作業する場合、まずは酸素と有害ガスの濃度を測定する必要があると話している。

2016/06/02 10:22
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/06/02/2016060201260.html

【韓国】製紙工場で有毒ガス発生、作業員2人死亡・1人重体 ／慶北・高霊[06/02]

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