【露韓】プーチン大統領が故・朴正熙大統領の揮毫を朴槿恵大統領にプレゼント＝韓ロ首脳会談[9/05]

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2016/09/05/2016090500657_0.jpg

　朴槿恵（パク・クンヘ）大統領は3日、ウラジオストクで開催されたロシアのプーチン大統領との首脳会談の際、プーチン大統領から故・朴正熙（パク・チョンヒ）大統領による最後の新年揮毫（きごう）をプレゼントされた。

　これについて韓国大統領府の鄭然国（チョン・ヨングク）報道官は4日
「韓ロ首脳会談直後の昼食会の際、プーチン大統領は朴大統領に『予定にはなかったが特別なプレゼントをしたい』と切り出し、朴正熙大統領の揮毫を手渡した。これは公式的なプレゼントではなく、あくまで個人的なものだ」と説明した。
揮毫には「総和前進」と書かれていた。「和合して未来に進もう」という意味だ。

　プーチン大統領は「朴元大統領は毎年正月、希望を込めて自ら揮毫する伝統があったと聞いている」「これは1979年に朴元大統領が他界する前に書いた最後の新年の揮毫で、われわれが入手していた」などと述べた。
プーチン大統領はこの揮毫を入手した経緯について「朴元大統領が他界した後、米国に移民したある韓国人が美術品市場に売りに出していたものを特別に購入した。一つしかない本物だ」と説明した。
韓国大統領府はロシアにこの揮毫があった経緯について「双方の間で事前に話がなかったプレゼントなので、プーチン大統領の説明以外にわれわれが把握している事実はない」とコメントした。

　この揮毫についてネットで検索すると、G.L.W.というイニシャルの匿名の米国人が朴槿恵大統領当選直後に売りに出していたことが分かった。
この人物は「1979年にコロラド州オーロラ市に住んでいた両親が、マンションの隣の部屋に引っ越してきた韓国人家族と親しくなり、その後1982－83年ごろに両親がニューメキシコ州アルバカーキに引っ越す際、その家族からこの揮毫をプレゼントされた」
「父が亡くなる直前の2006年12月ごろ私に譲渡してくれたが、どのようなものかは父も知らなかった」と説明した。
この人物はさらに「その家族は他の韓国人たちとつきあいはなかったが、うちの家族とは親しくなり、後に『1979年10月に朴正熙大統領が死去した後、韓国の政治的な事情があって逃げてきた』と打ち明けた」とも明らかにした。
その揮毫と今回プーチン大統領がプレゼントした揮毫が同一のものかどうかは確認されていない。

　プーチン大統領は「朴大統領は今年1月、2番目の娘のエカテリーナに新年のプレゼントをしてくれたので、その感謝の意を伝えたい」とも述べた。
これについて韓国政府関係者は「新年のプレゼントではなく、今年1月のエカテリーナ氏の誕生日の際、女性が喜びそうなプレゼントをしたと聞いている」と伝えた。
別の政府関係者によると、各国首脳の夫人にプレゼントをすることはよくあるが、プーチン大統領は離婚して現在は独り身なので、娘にプレゼントしたという。
エカテリーナ氏は今年1月、非公式に韓国を訪問した際に朴大統領と面会し、その時に朴大統領はエカテリーナ氏に誕生日プレゼントとして化粧品の「雪花秀」を手渡したようだ。エカテリーナ氏は一時、韓国人男性と結婚するとのうわさも広まっていた。

　プーチン大統領は3日に開催された東方経済フォーラム（EEF）本会議に1時間遅刻し、影響で韓ロ首脳会談も予定より1時間45分遅れで始まった。プーチン大統領はEEF前に出席した沿海州水族館のオープン式典が遅れた影響でEEFに遅刻したという。
プーチン大統領は首脳会談などで遅刻が多いことでよく知られている。例えば2013年に韓国を訪れた際には、朴大統領との首脳会談に30分遅刻し、また12年にも米国のオバマ大統領との首脳会談に40分遅刻した。

金真明（キム・ジンミョン）記者 , ウラジオストク＝チョン・ノクヨン記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/05/2016090500709.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/05/2016090500709_2.html