【国連】「失敗した国連事務総長だと思うか？」という質問に断固として反論した潘基文「世界は正しい方向に向かっている」[09/04]

蚯蚓φ ★＠＼(^o^)／

潘基文（パン・ギムン）国連事務総長がフランス週刊誌とのインタビューで「失敗した国連事務総長」という一部の批判に反論した。また、彼は大統領選挙出馬に対する質問を笑い流した。

フランス大衆雑誌パリ・マッチは最新号で「パン・ギムン　とても慎重な戦略家」というタイトルのパン総長インタビューをのせた。二度の任期を終えて年末に退任するパン総長は自身の事務総長再任10年で最も大きな業績として貧困と不平等の清算等を含んだ国連の開発目標「2030持続可能開発目標(SDG)」と地球温暖化を防ごうと全世界が合意したパリ気候変化協定を挙げた。

彼はパリ気候変化協定に180カ国が署名したとして、国連と人類歴史上これほど多くの国家が参加したことはないと意味付けた。

パン総長は在任期間の最高の瞬間を挙げて欲しいという質問に「一つに絞るのは難しいが、(昨年12月)パリで(気候変化協定)参加国代表らが署名者らに起立拍手を送ってくれた時、その場にいたがとても満たされたし感動した」と伝えた。

最悪の瞬間はいつだったかという問いには「良い記憶より悪い記憶の方が多かった」と紹介した。彼は「事務総長の二回の任期中、とても多くの人が貧困やテロ、避けられない暴力で亡くなったり人権弾圧で苦痛を受けた。私は胸の中で泣いたし、時々涙が目にあふれることもあった」と打ち明けた。

パン総長は国連と国連事務総長無用論については断固として反論した。'国連事務総長に失敗したのか'という質問に「そうは思わない」と答えた。パン総長は「私たちは現在の第二次世界大戦後、最も多くの6千500万人の難民が発生する危機を体験するなど、毎日、新しい悲劇的状況に直面している。私が国連事務総長になって以後、正しい方向に向かっている」と強調した。

パン総長は国連が実効性がないという批判を受けているが「国家が自国利益をよけて地球次元で解決に到達できる場が必要だ」として国連の有効性を力説した。また「国連事務総長は世界で最も不可能なことをする職業」という前任国連事務総長の言葉に同感を示しながら「これは世界指導者が個別国家の利益を追求して連帯が不足したため」とその理由を説明した。

カリスマ不足の国連首長という批判についてパン総長は「西洋では謙そんを全く理解できない」として笑い流した。

パリ・マッチはパン総長を冷静で忍耐力があり熟考する人物と表現した。パン総長が見えない所で世界紛争を防ぐために交渉して地球温暖化を防ぐためにも努力したと評価した。「総長に就任した10年前と現在で変わったものは無く同じ人か」という質問に「違う」と答えた。パン総長は「10年間に私は情熱より憐憫がさらに重要だということを学んだ。世界には連帯がどの時より必要だ」とし、連帯の重要性を強調した。それと共に連帯をよく見せた事例としてパリ気候変化協定締結をあげた。

同誌は最後に次回インタビューの時はパン総長が「韓国大統領になっているか」と訊ねた。パン総長は笑って「質問にどう答えるかも分からない」とし、「しかし、国連事務総長任期の最後の瞬間まで事務総長の仕事の専念する」と答えた。

ソース：ハフィントン・ポスト(韓国語) '失敗した国連事務総長だと考えるのか？'と訪れるとすぐにパン・ギムンは断固として反論した
http://www.huffingtonpost.kr/2016/09/04/story_n_11852142.html

【国連】 「失敗した国連事務総長だと思うか？」という質問に断固として反論した潘基文「世界は正しい方向に向かっている」[09/04]

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