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【韓国】M5.8地震:役立たずのマニュアル、為す術もなかった韓国[9/14]

1 :ねこ名無し ★@\(^o^)/:2016/09/14(水) 19:54:41.32 ID:CAP_USER.net
 釜山市釜山鎮区の養精高校1−3年生350人は、慶尚北道慶州市でマグニチュード(M)5.1の最初の地震が起きた12日午後7時44分ごろ、夜間の自主学習をしていた。地震で校舎が揺れて教室にかかっていた太極旗(韓国国旗)の額縁が床に落ちた。
それでも自主学習の監督をしていた教師は「たいしたことないから勉強でもしろ」と生徒たちを教室にとどまらせた。
釜山市教育庁が午後8時8分ごろ、「生徒たちを帰宅させるように」というモバイルメッセージを送ったが、同校はその後も「1−2年生だけ帰宅し、大学修学能力試験(日本の大学入試センター試験に相当)を控えている3年生は残りなさい」と指示した。

 学校側が生徒を避難させたのは、午後8時32分にM 5.8の2回目の地震が来た後だった。もし2回目の地震が建物を崩壊させるほど深刻なものだったら、生徒の安全がひどく脅かされるところだった。
3年生のシム君(18)はフェイスブックにこうした学校の対応を公開して、「いくら入試が重要でもこの対応は間違っているのでは」と書き込んだ。
ヤン・ジョンゴ教頭は「(生徒たちを避難させなかったのは)すでに(地震が起きる)状況が終わったと考えたからだ」と説明した。同校は教育委員会の指示に基づいて毎年1回、地震の避難訓練を実施している。
それにもかかわらず、本当に地震が発生しても訓練とは違う行動を取ったのだ。

 今回の地震で最も驚き、そして胸をなでおろしたのは、慶州市に近い釜山市・蔚山市・慶尚南道の高層マンションの住民だった。
釜山市海雲台区の商業施設付き高層マンションに住むパクさん(55)は「エレベーターは完全に機能せず動かなかった。娘2人を抱いて32階から1階まで駆け下りた」と言った。
蔚山市に住むイさん(53)は「地震が2回起こっても避難放送も何もなかった。『じっとしていたら死んでしまう』と思い、近所の小学校の校庭に避難したところ、すでに数百人が集まっていた」と語った。

 気象庁の高允和(コ・ユンファ)庁長は13日、「今後M6.0を上回る地震が発生する可能性は常にある」と述べた。韓国はすでに「地震国家」だということだ。それでも地震への備えはほとんど無いと言っていい。
専門家らは「M7.0以上の大地震に備えたシステムが必要だ」と指摘している。

 「地震発生時、市民らは対処方法が分からず右往左往し、政府の対応は何の役にも立たなかったも同然」と批判する声もある。

 国民安全処(省庁の一つ)は今年5月、政府省庁と自治体が参加する「安全韓国訓練」を年2回から年4回に増やすと発表した。しかし、この訓練は民間人に参加義務がなく、主に公務員を対象としたものだ。
国民安全処関係者は「民間防衛訓練(有事や災害時に備えた民間人の防衛・避難訓練)と連携して地震の避難訓練を定期的に行う方針だが、民間人対象の訓練は事実上ないと言っていい」と述べた。

 警察の災害マニュアルには、地区隊(交番)や派出所の警察官らが避難現場に出動して避難を誘導したり、現場を統制したりするようになっている。
しかし、大邱市に住むクォンさん(46)は「地震を避けて学校の校庭に数百人が集まったのにもかかわらず、警察官や地域公務員の姿はなかった。いつ家に帰っていいのか分からず、午前2時まで校庭にいた」と語った。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/14/2016091400433.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/14/2016091400433_2.html

>>2以降に続く)

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