【井崎脩五郎】一見お馬鹿な中国人、まさか大窃盗団の一員…？[9/14]

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

　中国人が日本にやってきて、競馬でやられてスッカラカンになり、帰国する金がなくなってしまった。

　そこでこの男、ＪＲ東京駅の待ち合わせスペースで、日本人男性が足もとに置いたバッグから財布を盗み、そこを現行犯逮捕されたというのだ。

　９日に警視庁が発表したところによると、この男、中国籍で自称自営業、年は５２だという。

　「いい年して、馬鹿だよなあ」「中国じゃ、競馬やってないから、日本に来てやってみて、よっぽど面白かったのかなあ」「ビギナーズラックで一度当たって、あとはズブズブになったとか…」

　そんなことを近所の居酒屋で、競馬風俗研究家の立川末広と話していたら、この日非番で飲んでいた知り合いの警察官が、「いや、もしかしたら、真相は違うかもしれませんよ」と言う。

　この犯人は日本に狙いをつけて入国した大窃盗団の一人という可能性あり。

　盗んだ金は、裏の顔を隠して日本で健全そうに暮らしている、まず警察の手は入りそうにない仲間の家で、一括して管理。

　もし逮捕されたら、金は競馬で使ってしまったと言え。羽田からモノレールに乗ったときに、競馬場が見えただろ。あそこで使ったと言え。

　－－そんな取り決めが、大窃盗団の間で出来上がっているのではないかというのだ。

　たしかに考えてみりゃあ、中国人が日本の競馬新聞を見たって、チンプンカンプンのはず。

　パドックで馬を見たって、初めて見る馬ばかりだから、このシャカシャカした歩きようは、イレ込みなのか、それとも好気合なのか、判断はつきかねるだろう。
そんなレースに、帰りの飛行機代まで注ぎ込むものだろうか。ありえねえよなあ。やっぱり、この男の言ってることは嘘かも。

　「もし、吐かないようなタマだったら、間違いなく窃盗団ですよ」と警察官。真相究明が待たれる。

（競馬コラムニスト）

http://www.sankei.com/west/news/160914/wst1609140042-n1.html