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【コラム】「わさびテロ」からみえる人種差別[10/04] ★2

2 :ダース・シコリアン卿 ★@\(^o^)/:2016/10/04(火) 08:39:10.39 ID:CAP_USER.net
>>1


 『今までで最低の店だ! 私は中国人だけど、店に行ったとき、長い醜い顔の店主がぼったくろうとしてたし、寿司に大量のわさびを入れて笑ってた。私たちに「汚い中国人」と言われたことを今でも忘れない。金を無駄にするな! 何の味もしない。わさびの味だけだ』

「民族的差別の事実はない」、納得できない謝罪文

 ネット上でのこのような非難、クレームを受けて、店を経営する藤井食品は今月2日、店のホームページに謝罪文を掲載しました。

 『すしに多くのわさびを乗せていた件ですが、こちらはそのような事実がありました。海外から来られたお客様からガリやわさびの増量の要望が非常に多いため、事前確認なしにサービスとして提供したことが、わさびなどが苦手なお客様に対して不愉快な思いをさせてしまう結果となってしまいました。今後はこのようなことの無いよう、しっかりと対応させていただく所存です。

 また、従業員による民族差別的な発言に関してはそのような事実は確認できませんでしたが、より多くのお客様に満足していただけるよう社員教育を一層徹底してまいります』

 という内容の謝罪文で、店側としてはわさびを多く入れるのは嫌がらせではなく、サービスとしてだった、人種差別のような発言をしていた事実はないということしか書かれていません。

 事実があろうがあるまいが、外国人観光客が不快な思いをしていたことは事実なので、そこに対しては謝罪すべきではないでしょうか。2020年にはオリンピックが開催される国として、このようなことが起きているということは同じ日本人としても非常に腹立たしいことです。未だに人種差別をするような発言を平気で本人の前でする人がいるとは情けない限りです。

 グローバル化の現代、多くの国の情報が入りますし、様々な国の人々が日本を訪れ、日本で生活をしたりしています。わざわざ自国を離れて観光をしに来たり、学校に通ったり、働いたりしている人が日本には多くいるのですから、国を超えて同じ人間として接するのは当然のことではないでしょうか。ましてやそれが店員と客の立場だとしたら尚更です。個人的に、ある国が嫌いだとか、あの国の人たちが理解できないといったことはあるかもしれませんが、外国人観光客をもてなす側の立場としては、それを超えた上で接客してほしいものです。これから2020年を迎えるまで、様々な企業で徹底したグローバルな接客術を身につけていくことでしょう。例えチェーンの1つであっても、小さな商店であっても、日本に来た外国人からすれば日本の顔になってしまうのです。そこの店員の態度によって日本人全体の印象が決められ、日本が好きになるか、嫌いになるかが決まります。1人ひとりが日本の代表だと思って接客、対応するべきではないでしょうか。

岸元 実春 (学生・青年ライター)
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鹿児島県出身。両親の知人が韓国に住んでいて幼少期からよく遊びに行っていたこともあり、中学と高校は韓国へ留学。高校卒業後、立教大学の文学部文学科に通い、大学生活を終えた後、出版社の編集部に勤めた。現在はフリーランスになり、フリーライターとして活動している。

おわり

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