【北方領土】安倍晋三首相、北方領土交渉でＥＥＺも考慮　「２島先行返還」を明確に否定せず[10/3]

ダース・シコリアン卿 ★＠＼(^o^)／

安倍晋三首相は３日の衆院予算委員会で、ロシアとの北方領土交渉について、「（北方）四島の問題は、島だけではなくて水域も含めて考えていかなければならない。ロシア側との間で粘り強い交渉を行っていきたいと」と述べた。

返還された場合の排他的経済水域（ＥＥＺ）の拡大や漁業資源確保などを念頭に、意義を強調した形だ。

首相は１２月の日露首脳会談で交渉を前進させたい意向だ。予算委では、民進党の前原誠司元外相に歯舞群島と色丹島の「２島先行返還」を最低条件とするとの一部報道について問われると、「指摘のような事実はない」と否定した。

ただ、前原氏が「２島先行返還がありうるか」と続けると、首相は「四島の帰属問題を解決して平和条約を締結する考えに変わりはない」と述べるにとどめた。

一方、首相は「（北方）領土交渉の中でクリミア問題について話をすることはない。これは明確にしておく」と述べた。

これに関連し、菅（すが）義（よし）偉（ひで）官房長官は３日の記者会見で、「わが国の姿勢はまったく変わらない」と明言。

今年５月の伊勢志摩サミットの首脳宣言には「ロシアによるクリミア半島の違法な併合に対するわれわれの非難を改めて表明する」との一文が盛り込まれているが、菅氏は「まったく矛盾していない」と強調した。

平成２８年度第２次補正予算案は４日の予算委での締めくくり質疑と採決を経て、同日の衆院本会議で可決される見通し。

産経新聞
http://www.sankei.com/politics/news/161003/plt1610030040-n1.html

【北方領土】安倍晋三首相、北方領土交渉でＥＥＺも考慮 「２島先行返還」を明確に否定せず[10/3]

【北方領土】安倍晋三首相、北方領土交渉でＥＥＺも考慮　「２島先行返還」を明確に否定せず[10/3]