【国際】「被爆２世」の苗木、国連欧州本部に植樹　潘基文事務総長[10/04]

1 ：ねこ名無し ★＠＼(^o^)／：2016/10/04(火) 21:21:52.69 ID:CAP_USER.net

　７１年前に広島で被爆したイチョウの種から育てられた「被爆２世」の苗木が３日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部の庭園に、潘基文（パンギムン）事務総長によって植えられた。潘氏は２０１０年に広島で被爆者に会ったことに触れた上で、「この美しい苗木は（広島の）回復力と平和の象徴になる」などとスピーチした。

　植樹式には、世界各国に被爆イチョウの種を送る活動を続ける広島の樹木医、堀口力さん（７１）が出席。約３年前にスイスで種から育てられたという苗木が高さ約１・５メートルにまで成長しているのを見て、「被爆したイチョウは想像よりも強い遺伝子を持っているようだ」と分析した。

　日本のジュネーブ国際機関政府代表部の伊原純一大使は、出席者と「大きく育つといいですね。この場所なら大きく育つでしょう」と笑顔で話しながら土をかけた。

　この苗木の親となるイチョウは、爆心地から約１・４キロにある日本庭園「縮景園」で被爆した。（ジュネーブ＝松尾一郎）

http://www.asahi.com/articles/ASJB356Q9JB3UHBI01S.html

http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20161003004287_comm.jpg
広島の「被爆２世」のイチョウの苗木と国連の潘基文事務総長（右）＝３日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部、松尾一郎撮影