【国防】陸自・中部方面隊　緊迫の“２方面作戦”　「北朝鮮対応」と「地域交流」[10/09]

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

　北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日に合わせた長距離弾道ミサイル発射の可能性が指摘されるなか、陸上自衛隊中部方面隊が創隊５６周年記念行事を９日に兵庫県伊丹市の伊丹駐屯地で行った。北朝鮮への警戒警備に注力しながら、地域交流や広報活動として重要な記念行事を同時並行で実施する“２方面作戦”を展開した。

　中部方面隊は東海、北陸、近畿、中国、四国の２府１９県をカバーしている。朝鮮労働党創建記念日を翌日に控えた陸海空自衛隊は、米国や韓国と緊密に連携しながら情報収集をはじめ、不測の事態に備えた防衛体制を敷いている。

　中部方面隊の管轄地域でもミサイルを迎撃する航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット（ＰＡＣ３）を配備している。

　中部方面隊は今年４月の熊本地震では、人命救助にとどまらず野外入浴施設を熊本に緊急輸送し被災者の生活環境の改善にも尽力。同５月に三重県志摩市で開かれた主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）では、オランド仏大統領ら要人輸送も担った。

　昨年１２月には、日米で共同方面隊指揮所演習を実施し、当時の中谷元防衛相やケネディ駐日大使も参加した。

　中部方面隊は今回の記念行事で観閲式や訓練展示、装備品の展示などを行った。７４式戦車の体験試乗（動画）では多くの人が実物の戦車が走る様子を体感した。展示では０３式中距離地対空誘導弾、９６式装輪装甲車などを披露。小型の無人偵察機には多くの人が集まっていた。（坂本一之）

http://www.sankei.com/west/news/161009/wst1610090036-n1.html

http://www.sankei.com/images/news/161009/wst1610090036-p1.jpg
中部方面隊の代表的な装備「７４式戦車」も展示公開され、体験試乗も行われた（岡田敏彦撮影）
http://www.sankei.com/images/news/161009/wst1610090036-p2.jpg
小型無人偵察機も公開された（岡田敏彦撮影）
http://www.sankei.com/images/news/161009/wst1610090036-p3.jpg
０３式中距離地対空誘導弾の発射装置搭載車両も航海された（岡田敏彦撮影）

動画
https://youtu.be/g7D0rPBwj2k

【国防】陸自・中部方面隊 緊迫の“２方面作戦” 「北朝鮮対応」と「地域交流」[10/09]

【国防】陸自・中部方面隊　緊迫の“２方面作戦”　「北朝鮮対応」と「地域交流」[10/09]