【中国】日中ＣＥＯサミットが開幕＝福田元首相、榊原経団連会長ら参加－北京[11/01]

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

　【北京時事】日中両国の大手企業の経営者らが集う「日中ＣＥＯ（最高経営責任者）サミット」が１日、北京で２日間の日程で始まった。経団連が主導し、外交関係悪化に左右されない企業トップ同士の交流を目指す。中国で開くのは初めて。

　同サミットは福田康夫元首相が呼び掛け、昨年１１月に東京で初会合を開いた。今回は、日中両国の経済情勢をめぐる率直な意見交換のほか、貿易、投資、金融分野での連携強化を協議。インフラ、エネルギー、環境保全の問題も話し合う。

　福田元首相、榊原定征・経団連会長に加え、メーカー、金融機関、商社、海運、航空大手の経営者ら約３０人が出席。中国側は曽培炎元副首相（中国国際経済交流センター理事長）のほか、自動車メーカーなどから約３０人の首脳が臨んだ。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110100676&g=eco

日中ＣＥＯサミット始まる

日本と中国の主要企業の経営トップらが意見を交わす日中ＣＥＯサミットが北京で始まり、経団連の榊原会長は、両国の経済界が対話と連携を深めるべきだと呼びかけました。

日中ＣＥＯサミットは、経団連と中国の経済交流団体が共同で去年から開いているもので、２回目のことしは両国の主要企業の経営トップや政府の元高官らおよそ６０人が参加しました。

１日、北京の人民大会堂で行われた開会式で、経団連の榊原会長は、「日中経済関係の強化は、両国の根本的利益にかなうだけでなく、アジアと世界の成長と繁栄に貢献するものだ」と述べて、両国の経済界が対話と連携を深めるべきだと呼びかけました。

このあと、中国の経済閣僚も出席して両国の経済情勢などについて意見交換しました。

さらに、１日夜、中国の李克強首相が演説するほか、２日は、貿易・投資、それにインフラ・環境などをテーマに、ビジネス面の課題や協力の在り方について企業のトップらが意見を交わすことにしています。

日中の間では貿易総額が４年連続で減少し、日本から中国への直接投資も３年連続で減少するなど、経済関係が停滞していて、サミットが両国の経済関係の強化につながるか注目されます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161101/k10010752741000.html

http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0161101at49_p.jpg
開幕した「日中ＣＥＯサミット」。左から経団連の榊原定征会長、福田康夫元首相、曽培炎・元中国副首相、周小川・中国人民銀行総裁＝１日、北京
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161101/K10010752741_1611012004_1611012058_01_02.jpg