【韓国】国政介入：容疑否認の崔順実氏、拘置所での様子は　「睡眠も十分に取り、食事もよく食べた」[11/2]

ダース・シコリアン卿 ★＠＼(^o^)／

1日午前9時55分、崔順実（チェ・スンシル）氏を乗せた法務部（省に相当）の護送車がソウル中央地検の拘置所の前に到着した。崔氏はほかの容疑者が降りた後、最後に出てきた。白のマスクで顔を覆ったままだった。

前日に検察に出頭したときと同じ上着で、右胸には囚人番号「628」という名札を付け、両手には手錠がかけられていた。

崔氏は1日午前0時ごろ緊急逮捕された。検察は緊急逮捕の理由について「証拠隠滅の恐れがある上、すでに1度海外に逃亡しているため」と説明した。

崔氏の弁護人は前日、徹夜の事情聴取に備えて崔氏に洗面用具などを差し入れたが、崔氏は夜を徹しての事情聴取を拒否したという。

午前0時を過ぎて初日の聴取を終え、1日午前2時ごろソウル拘置所に到着した崔氏は、所定の手続きを終えて広さ6.56平方メートルの独居房に収監された。

独居房では、拘置所が提供する食事を終えると室内のトイレにある洗面台で食器や箸などを自分で洗って返却しなければならない。検察の関係者によると、崔氏は睡眠も十分に取り、食事もよく食べたという。

崔氏は31日に検察に出頭し、取材陣の前で「死に値する罪を犯した」と述べた。しかし検察の事情聴取が始まると、容疑の大部分を否認したという。

検察は崔氏に対し、文化支援財団「ミル財団」とスポーツ支援財団「Kスポーツ財団」の設立・運営への介入の有無を集中的に追及したが、崔氏は関与を認めていないというわけだ。

検察の関係者は「聴取すべき内容は山のようにあるのに、崔氏はほとんど『違う』『知らない』としか言わないため事情聴取が進まない」と述べた。

法曹界では、先月25日に朴槿恵（パク・クンヘ）大統領が国民に向けて謝罪して以降、崔氏は何者かが巧妙に練ったシナリオ通りに動いているのではないかとの見方が出ている。

崔氏は先月27日、世界日報とのインタビューで、自身をめぐる一連の疑惑を否定するとともに、健康状態が良くないとの理由で当分帰国しない意向をにじませていた。

しかし自身に対する非難の声が高まると、28日に弁護人を通じ「検察に呼ばれれば出頭して全てを話す」と表明。その後30日午前に英国ロンドンから韓国に帰国した。

崔氏は帰国後にソウル市内のホテルに滞在し、事情聴取に備えていたとされる。ホテル滞在について、崔氏と弁護人は「心臓に問題がある」「精神状態が不安定」などと崔氏の健康問題を強調した。

ある弁護士は「健康状態が悪いことを強調して逮捕を逃れようとしたのではないか。計算された行動に見える」と指摘した。検察関係者も「崔氏は事情聴取を受けられないほど健康状態に問題がある状況ではない」と話した。

崔氏帰国後の弁護人の動きについても法曹界では疑問の声が上がっている。崔氏の弁護人を務めるイ・ギョンジェ弁護士は31日に崔氏が出頭した際には同行せず、事情聴取の間もほとんど立ち会っていなかったという。

崔氏が出頭する際に乗っていた車はイ弁護士の法律事務所とは別の法律事務所の車だった。ある大手法律事務所の弁護士は「弁護人たちが徹底的に役割を分担して崔氏を防御しているようだ」との見方を示した。

また、別の弁護士は「イ弁護士は、弁護人団の構成や世論対応などの戦略を練る役なのではないか」と話した。

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版全洙竜（チョン・スヨン）記者 , キム・アサ記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/01/2016110103053.html

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