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【フィリピン】嵐を呼んだフィリピン大統領訪日:日本人専門家「日中は、天秤にかけられてはいない」[11/1]

1 :ダース・シコリアン卿 ★@\(^o^)/:2016/11/02(水) 20:40:17.97 ID:CAP_USER.net
先週訪日したフィリピンのドゥテルテ大統領は嵐のように去って行った。暴言癖で知られる大統領はフィリピンに戻った途端「帰りの機内で空を眺めていると『汚い言葉をやめないと飛行機を落とす』という声が聞こえた。誰かと思ったら神だった」と述べ、暴言封印を宣言して周囲を驚かせた。

どこまでもユニークな発言が注目を集める異色の大統領である。フィリピン政治に詳しい近畿大学国際学部の柴田直治(しばた・なおじ)教授によれば、トークの面白さと聴衆へのアピール力が、ダバオ市長だったドゥテルテ氏を国のトップに押し上げる原動力になったという。

一方で柴田氏は「ドゥテルテ大統領の暴言と、彼の真意や基本政策は選り分ける必要がある」と指摘する。

柴田氏「オバマ米大統領に向かって『地獄へ行け』などというのは暴言ですが、『米国との関係を絶つ』『米国との合同軍事演習をやめる』というのは、大統領の信念に基づく政策ですから、区別して考えるべきです。また、彼の発言がよくぶれることは事実なので、個々の発言に過剰に反応することは適切ではありません。いくつかの発言内容を分析すれば大統領の真意が見えてきます」

ドゥテルテ大統領は短い期間に中国と日本を立て続けに訪問したため、日本メディアの多くは、フィリピンは日中を天秤にかけ、両方から最大限の投資を引き出そうとしているという論調で報じた。しかし柴田氏の見解は異なっている。 柴田氏「フィリピンと中国の関係は近年良好でしたが、前アキノ政権の中盤から南シナ海問題をめぐり険悪になりました。

今回の訪中は、南シナ海問題を棚上げし、経済的な利益を優先して中国と『復縁』することが狙いでした。アジア諸国の貿易相手のトップはいずれも中国ですが、フィリピンだけは最大の輸出相手国が日本です。両国が南シナ海問題で揉めた2012年以降、中国が事実上の経済制裁を課してきたからです。それを解除させることがドゥテルテ大統領の思惑だったわけです。

中国とはあくまで経済的利益を追求した復縁ですが、日本とは違います。フィリピンとしても、ドゥテルテ政権としても、日本とはずっと友好的です。今年始めに天皇陛下もフィリピンを訪問しましたし、ドゥテルテ大統領自身、個人として以前から日本が好きなのです」

つづく

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