【北朝鮮】「韓国要人除去が目的」の特殊作戦大隊　金正恩氏が視察[11/04]

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は４日、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長が朝鮮人民軍第５２５軍部隊直属の特殊作戦大隊を視察したと報じた。

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特殊作戦大隊を視察した金正恩氏（中央）＝（北朝鮮・労働新聞＝聯合ニュース）

　この特殊作戦大隊は「韓国政府や軍の要人の除去」が目的だという。同通信は、この大隊は金委員長が自ら組織したもので、「（韓国の）青瓦台（大統領府）と傀儡（かいらい）政府、軍部の要職に就き、容赦できない大逆罪を犯している者たちを除去することを基本戦闘任務としている」と伝えた。

　また、この大隊を「（金委員長が）特に重視し、最も信頼する戦闘単位」と紹介した。

　第５２５軍部隊は総参謀部作戦局の部隊名で、作戦局は今年初めに「作戦総局」に格上げされたとみられている。

　韓国・北韓大学院大の梁茂進（ヤン・ムジン）教授は「韓国への挑発は通常、偵察総局が担うが、危機の際にゲリラ戦などを行う場合にこうした特殊部隊が作戦上、何らかの役割を与えられるようだ」と分析している。

　また、ソウル大統一平和研究院の張容碩（チャン・ヨンソク）責任研究員は「（金委員長を狙った韓国軍の）斬首作戦などに対する対応として、北が第５２５軍部隊直属の特殊作戦大隊を公開したようだ」との見解を示した。

　金委員長は野外総合訓練場で戦闘員が訓練する様子を見守り、その成果を高く評価したという。

　金委員長は「戦闘員は軍事技術的、肉体的だけでなく政治思想的にしっかり準備できてこそ、任務を立派に遂行することができる」と強調。また、激しい訓練ができるよう、戦闘員に食料を規定量通り供給するよう指示した。

　同通信は「訓練に参加した戦闘員たちの胸の内には、最高司令官の命令さえあれば一気に敵の牙城であるソウルに突入し、『北首脳部の直接攻撃』『斬首作戦』『平壌焦土化』を企てる不倶戴天の敵を最後の１人まで一掃するという復讐心が煮えくりかえっていた」と伝えた。

　金委員長の軍事関連の視察が公開されたのは約２カ月ぶり。黄炳瑞（ファン・ビョンソ）軍総政治局長と李明秀（リ・ミョンス）軍総参謀長、李永吉（リ・ヨンギル）第１副総参謀長兼作戦総局長らが同行した。前軍総参謀長の李永吉氏は処刑説が一時流れたが、降格され現職に就いていたことが５月の党大会で分かった。ただ、北朝鮮メディアを通じて確認されるのは今回が初めて。

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【北朝鮮】「韓国要人除去が目的」の特殊作戦大隊 金正恩氏が視察[11/04]

【北朝鮮】「韓国要人除去が目的」の特殊作戦大隊　金正恩氏が視察[11/04]