【国際】韓国警察と抗議デモ隊、見違える「協力」[11/07]

たんぽぽ ★＠＼(^o^)／

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161107-00000640-chosun-kr

　「（兵役の代わりに警察に勤務している）義務警察官たちは何も悪いことをしていないでしょう？　拍手を送りましょう」

　朴槿恵（パク・クネ）政権の「陰の実力者」と呼ばれる民間人女性、崔順実（チェ・スンシル）容疑者に関する疑惑の真相究明と朴大統領退陣を要求する2回目のろうそくデモが行われた5日夜、ソウル・光化門広場。規制線を守る警察官たちの前で1人の若者がそう叫ぶと、デモに参加していた市民たちが拍手した。

　同日のろうそくデモではデモ隊と警察官たちが衝突せず、協力し合う姿が目に付いた。主催者側が夜9時ごろにデモ終了を宣言すると、市民のほとんどは地下鉄5号線・光化門駅などでデモ現場を離れ始めた。最大4万5000人（警察発表、主催者発表では推定20万人）というデモ参加者たちは、デモ終了宣言から30分後の夜9時30分ごろには6000人、夜11時ごろには約500人に減っていた。昨年11月14日の「民衆総決起」デモ時は深夜0時を過ぎてもデモ隊が警察車両のバリケードをロープで引っ張って崩していたが、それと比べると全く違う光景だ。

　警察は同日夜10時40分ごろ、光化門広場周辺の規制線を解除して車両の通行を全面的に再開した。デモ参加者が大統領府に行かないよう設置していた警察車両のバリケードも撤収した。警察が「しばらくしたら車を通行させる予定なので歩道に上がってください」と言うと、市民らは「さあ、歩道に上がりましょう」とお互い声を掛け合いながら警察官に代わって秩序維持に努める様子も見られた。

　酔って興奮して警察官に暴力を振るう市民も一部いたが、むしろほかの市民たちが阻止しようとしていた。同日夜9時20分ごろ、警察が西小門方面の車両通行を一部再開すると、これに反発した男性11人が光化門交差点の道路に座り込みデモを行った。しかし、警察は男性たちを連行せず、道路に入った車両を戻してデモ隊を落ち着かせた後、10分後に車両通行を再開した。