【韓国】韓国プロ野球八百長：NCの組織的隠ぺいにファン失望　八百長が疑われる選手を他球団に放出[11/8]

ダース・シコリアン卿 ★＠＼(^o^)／

「韓国シリーズにまで進出したチームがなぜこんなことができるか」
「チームを解散すべきだ」

7日、韓国プロ野球のインターネット・コミュニティサイトにはファンの怒りに満ちた書き込みが数百件寄せられた。

同日午前、NCダイノスが所属選手たちの八百長加担を組織的に隠ぺいしていたという警察の捜査結果発表に対する反応だ。

ファンらは「選手でなく球団が八百長を隠そうとしていたことが衝撃的だ」と失望している様子だ。

韓国プロ野球界は今年史上初の入場者800万人を突破したが、シーズン終了を迎えるや「八百長スキャンダル」で揺らいでいる。

事件を捜査してきた京畿北部警察庁は同日、NCのゼネラルマネージャー（47）と運営本部長（45）を詐欺容疑で立件したことを発表した。

発表によると、2人は所属選手たちの八百長を認識していながら韓国野球委員会（KBO）に報告せずに隠ぺいしたとのことだ。しかも、NCは八百長が疑われる選手を他球団に放出し、補償金10億ウォン（約9100万円）を手にしていた。

NCは2014年に球団の独自調査で選手たちの犯罪行為をある程度把握していたという。

同年7月4日、当時NC所属投手だったイ・ソンミン（26）＝現・ロッテジャイアンツ＝はLGツインズ戦で1回に四球を出すのと引き換えに、ブローカー（31）から現金300万ウォン（約27万円）など計400万ウォン（約36万円）の接待を提供されたという。

その2カ月後にはNC所属で当時公益勤務要員として服務していたA（27）が賭博の元手を用意するため同僚選手たちに1回の最初の打者に四球や空振りなどの八百長を請託したが、未遂に終わったと警察では発表した。

NCはAに対しては不祥事に関与していないかのように装い、放出した。Aは空白期間を経て今年、あるプロ球団の育成選手として再入団した。

イ・ソンミンに対してはさらに巧妙だ。NCはゼネラルマネージャー主管の内部会議を開き、放出・入隊・トレードなどの方法を話し合ったという。結局NCは14年11月、イ・ソンミンを「支配下選手20人」のリストから外した。

そしてイ・ソンミンはKTの特別指名を受けて移籍、KTから補償金10億ウォンを受け取った。NCは当時、周辺に「イ・ソンミンはコーチと反りが合わない」といううわさを広めていたという。他球団に押し付けておきながら、疑われないように「もっともらしいうわさ」まで流したのだ。

イ・ソンミンは昨年5月にトレードでロッテに入団した。KT関係者は「当時はNCに良い投手が多かったので、イ・ソンミンを支配下選手リストから外したとばかり思っていた」と言った。

NCはこの日、「不祥事が発生したことについては弁解の余地がない。今後、適切な方法で事実を説明し、その結果を明らかにする」と述べた。

警察はイ・ソンミン、A、ユ・チャンシク（24）＝起亜タイガース＝らプロ野球の元選手・現役選手5人と違法賭博参加者10人、八百長ブローカー1人の計16人を国民体育振興法違反で書類送検し、ブローカー1人を逮捕したと発表した。

これらと共に捜査を受けたNCイ・ジェハク（26）ら2人の八百長疑惑は解明できなかった。2人は11年に違法なスポーツ賭博をした疑いが持たれていたが、公訴時効が過ぎて処罰できないと警察では話している。

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版イ・スンフン記者 , 議政府＝権祥銀（クォン・サンウン）記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/08/2016110800610.html

【韓国】韓国プロ野球八百長：NCの組織的隠ぺいにファン失望 八百長が疑われる選手を他球団に放出[11/8]

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