【韓国】国政介入：スマホ爆発に家宅捜索…仕事が手に付かないサムスン[11/9]

ダース・シコリアン卿 ★＠＼(^o^)／

サムスングループは8日、崔順実（チェ・スンシル）容疑者の娘に乗馬用の馬を支援したとされるサムスン電子だけでなく、同グループの司令塔に当たる未来戦略室まで家宅捜索されたことから、戸惑いが隠せない様子だ。

サムスン関係者は「検察の捜査に積極的に協力するという従来の考えは変わっていないし、申し上げる話もない」と言った。しかし、財界からはサムスンに対する検察の電撃的な家宅捜索を懸念する声も上がっている。

財界関係者は「これまでは、政府が企業側に協力を要請すると、財界序列1位のサムスンが賛助金や寄付金の額を決め、これを基準にほかの企業も額を決定するのが慣行だった。サムスンとしては権力最高位層の要請を断るのが容易でなかっただろう」と語った。

だが、その一方で「サムスンはいつも『政権の要求を断るのは難しかった』と言うが、結局サムスンも彼らが望むものを手に入れてきたのだから、ある種の取引という面もある」と指摘する声もある。

社員たちも動揺しているようだ。この日、一部社員は勤務時間中にロビーに降りてきて、報道陣や検察関係者の動きに関心を示したり、会社周辺に三々五々集まってきて家宅捜索について話したりしていた。

サムスンのある社員は「このところ（新型スマートフォン）ギャラクシーノート7の発火事故で慌しい中、『崔順実疑惑』関与説まで降ってわくなんて、仕事が手に付かない」と言った。

サムスンでは、検察の捜査が李在鎔（イ・ジェヨン）副会長にまで拡大することを最も懸念している。朴槿恵（パク・クネ）大統領との2人きりの面談に関連し、李副会長捜査の可能性も浮上している。

財界関係者は「今回の事案は海外でも報道されているだけに、グローバル企業・サムスンの企業イメージには少なからぬ打撃があるだろう」と語った。

英国の日刊紙フィナンシャル・タイムズは「ギャラクシーノート7生産打ち切りで打撃を受けているサムスンのグローバル・イメージは今回の件で再び傷付くことになった」と報道している。

李性勲（イ・ソンフン）記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/09/2016110900864.html