【ソウルからヨボセヨ】四面楚歌で悲壮感漂う朴槿恵大統領　生で見守るしかない「国の危機」[11/09]

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

　韓国の朴槿恵大統領が窮地に立たされている。友人の女性実業家、崔順実容疑者による国政介入疑惑のためだ。毎日、新たな疑惑が報じられ、大統領府の元高官ら関係者が次々と検察の事情聴取を受けている。

　野党から総スカンで相手にされていない朴氏は、自身が所属しかつて代表を務めた与党セヌリ党の前代表から、離党を求められた。「非朴派」を中心に、党内部からは「もう国政に関わらないでほしい」といった拒絶感さえ伝わってくる。

　全メディアが朴氏には厳しく、先週の世論調査では大統領支持率は５％と、ついに１９８７年の民主化以降、最低を記録した。世論の冷たい視線を一身に受けて四面楚歌（そか）の状態で、悲愴（ひそう）感が漂う。

　核やミサイルで挑発する北朝鮮の問題を抱え、国内経済は相変わらず低迷。ただでさえいい話がない中で、韓国の国政は停滞している。歴史認識問題などで常日ごろ日本にうるさい知人の韓国紙記者も、日本に関しては口数が少なくなってきた。「国の危機」という言葉も最近、よく耳にする。

　日本の隣国がさらに混乱し、危機が深刻化することは望ましくない。だが、大統領周辺の不祥事と同様、国の危機も進行中のようだ。こちらはそれを日々、生で見守り続けるしかない。（名村隆寛）

http://www.sankei.com/world/news/161109/wor1611090013-n1.html

http://www.sankei.com/images/news/161109/wor1611090013-p1.jpg
韓国の国民向けに談話を発表し、謝罪する朴槿恵大統領＝４日、ソウルの青瓦台（聯合＝共同）

【ソウルからヨボセヨ】四面楚歌で悲壮感漂う朴槿恵大統領 生で見守るしかない「国の危機」[11/09]

【ソウルからヨボセヨ】四面楚歌で悲壮感漂う朴槿恵大統領　生で見守るしかない「国の危機」[11/09]