【韓国】ソウル市長「１９年の全国体育大会に平壌市招く」「南北合弁水道公社の設立を提案」[11/10]

ダース・シコリアン卿 ★＠＼(^o^)／

ソウル市の朴元淳（パク・ウォンスン）市長は１０日、市庁で開かれた「ソウル―平壌都市協力政策討論会」で、２０１９年にソウルで開催される全国体育大会に北朝鮮の平壌市を招くとともに、平壌に「南北アニメーションセンター」（仮称）を建設する構想を発表した。

朴市長は「氷の下では水が流れるように、いかなる政治・軍事的状況でも南北交流協力は続けるべきだ」とした上で、北朝鮮の核問題を解決し統一に向けた「巨大な戦略」として「ソウル―平壌包括的都市協力構想」を掲げた。

この構想は「共同繁栄・政経分離・市民参加」の３大原則を基に３大分野、１０大課題で構成されている。

３大分野は都市のインフラ協力、経済協力、市民交流。ソウル市が一つ目の課題に挙げた事業は、北朝鮮の大同江の水質改善と平壌市の上下水道改良事業だ。そのため、同市は「南北合弁水道公社」の設立を提案した。

経済協力分野では平壌市にアニメーション産業団地を造成することを検討する。

米アニメ「ポカホンタス」や韓国アニメ「ポンポン　ポロロ」を韓国と共同制作した経験がある平壌市とアニメーション産業が発達しているソウル市が協力すれば、高付加価値を生み出せると見通した。

朴市長はそのために平壌に南北アニメーションセンターを設立して南北共同制作体制を構築し、専門人材の育成に向けた技術教育センターの運営も可能だと強調した。

市民交流分野では平壌城をはじめとする遺跡の国連教育科学文化機関（ユネスコ）の世界文化遺産登録をソウル市が支援しするほか、スポーツ交流も推進するとした。

特に、１９年に開かれる第１００回の全国体育大会に平壌市を招き意義深い大会にする計画も提案した。

聯合ニュース
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/10/2016111001521.html