【韓国】国政介入：Kスポーツクラブ事業の内偵、大統領府民政首席室が突然中止[11/12]

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

　大統領府民政首席室では崔順実（チェ・スンシル）容疑者（60）が関与するKスポーツ財団との提携疑惑が持たれていた全国のKスポーツクラブ事業の運営実態などを内偵しようとしたが、今年5月に突然中止されていたことが明らかになった。

　現政権発足直後に始まったKスポーツクラブ事業は、文化体育観光部（省に相当）が国民体育活性化の観点から国家予算を投入、全国の市・郡・区にスポーツクラブを建てる事業だ。現在、全国30カ所にクラブがあり、2020年までに228カ所に増やす計画となっている。

　司法当局関係者によると、民政首席室は5月末、外勤職員約20人に「Kスポーツクラブ事業は体育館問題などをめぐりさまざまなうわさが多いので状況を把握せよ」という緊急指示を下した。職員らは指示を受けた翌日、それぞれ地方出張の準備をして事務室に集合したという。ところが、突然「出張する必要はない。調査計画は中止になった」言われたとのことだ。民政首席室のある職員は「あの時の調査指示や中止指示は禹柄宇（ウ・ビョンウ）大統領府民生首席秘書官＝当時＝が下したのか、それとも別の秘書官が下したのか、はっきりとは知らされなかった。大々的な調査を指示したのに、理由も言わずに中止されて困惑した」と語った。

　だが、「内偵中止」の決定は崔順実容疑者らと無関係ではないという見方もある。Kスポーツ財団は事業計画に「地域スポーツクラブの司令塔的役割」「地域スポーツクラブ運営相談や指導者支援」などを明記しているが、政府予算支援などで運営される全国各地のKスポーツクラブを同財団の支部または事業体のように利用しようとしていたという疑惑が持たれている。

ユン・ジュホン記者 , パク・サンギ記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/12/2016111200446.html