【韓国】女性が幸せな国～外国人の目／大貫智子・毎日新聞ソウル特派員[01/01]

蚯蚓φ ★＠＼(^o^)／

韓国は新年になれば雰囲気がさっと変わるという。しかし、今回は朴槿恵（パク・クネ）大統領弾劾審判と大統領選挙、特検の事件捜査が続き、2016年との連続性で見るほかない。すっきりした気持ちにならないのはそのためであろう。

今回の事件を通じて女性が生きていく困難を新たに感じることになった。私のようなワーキングマザーにとって韓国は日本より生きやすい社会と考えていた。世界的に見れば相変らず男性中心社会が多いが、日本は特に保守的だ。

2016年10月、内閣府が発表した世論調査によれば「夫は外で仕事をして妻は家庭を守らなければならない」という考えに賛成が40%で反対は54%ときっ抗する。「子供ができれば仕事を止め、大きくなって再び職業を持った方が良い」という返事も26%だ。

最近、結婚準備中の30代男性が「韓国で専門職を持った女性を好むのと対照的」と言うのを聞いてこのまま韓国で暮らしたくなったほどだった。

しかし、パク大統領とチェ・スンシル氏は言うまでもなく、共に民主党チュ・ミエ代表や他の与党女性政治家たちが「女性」という枠組みで批判に直面しているのを見て非常に失望した。

40代の男性は「やはり女性は化粧や髪を整えるのに時間がかかる、男性の方がもっと上手くやることが再確認された。当分、女性リーダーは支持を得にくいだろう」と率直に打ち明けた。

だが美しい容姿を望むのは誰か。私は整形したこともなく時々、化粧せずに外出する時もあるが、それは外国人としてしばらく滞在しているに過ぎないからだ。一生韓国で生きようとするなら二重まぶた手術を受けたり皮膚科に通ったり少しでも美しく見えるための努力をするほかはないだろう。

そのような面から見れば顔に深い傷を負ったパク大統領が多くの人々の眼に触れ放送で大きく映されることにどれほど負担を感じていただろうか。

セウォル号事件は初期対応に問題があったのは間違いないが、本質はずっと官邸だけにいて対応が遅れたことだ。長い間、皮膚管理をしてきたこと自体を問題にするのは特に女性に強要される「容姿重視社会」という現実を無視した批判のための批判だ。ろうそく集会に出た大学4年の女子学生は「女性嫌悪が拡散するのはでないか心配になる」と話した。

韓国次期大統領候補者などはほとんど全部男性だ。‘公正な国’も重要で‘経済民主化’も良いが女性たちが女性に生まれて本当に幸せだと感じられる社会を作れば良い。

大貫智子/日本毎日新聞ソウル特派員
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ソース：中央日報日曜版(韓国語) 女性が幸せな国外国人の目オオヌキ・トモコ毎日新聞ソウル特派員
http://sunday.joins.com/archives/142145

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