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【非グルメ】「日本の柴犬」が韓国で人気犬種になった理由「「チヒロ」や「ダイゴ」など和風の命名も」[1/23]

2 :ダース・シコリアン卿 ★@\(^o^)/:2017/01/24(火) 13:17:46.48 ID:CAP_USER.net
>>1
◆柴犬同好会のイベントで感じた熱気

会場に足を踏み入れた瞬間、柴犬ワールドが広がった。ソウル市の隣、仁川市郊外の広大な敷地に見渡すかぎりの柴犬。リードから放たれて追いかけっこをしていたり、フェンスにつながれて忠犬ハチ公よろしく(ハチ公は秋田犬だが)ご主人様をじっと待っている柴犬もいた。がっちりした体格の犬もいれば、小型の「豆柴」だとしてもあまりに小さい体格の柴犬もいたり。入れ替わりもあったが、この日300頭近くが集まったという。

「シバナラ」の発起人、チェ・イファンさん(36歳・男性)は柴犬の魅力にはまり、2年前に脱サラ。現在は柴犬のブリーディングを専門に行っている。柴犬との出会いは高校生のときにさかのぼる。「幼い頃から犬が好きでした。あまり吠えなくて、家で育てられるくらいの大きさの犬はいないかと思い、探すうちに柴犬の存在を知ったんです」。

それから韓国中を8カ月余り探し回り、ようやく柴犬を見つけた。チェさんの話では、柴犬が韓国に渡ったのは1980年代の終わり頃で、柴犬のブリーダーをしていた日本人が、珍島犬を育てていた韓国の知人に25頭を送ったのが始まりだそうだ。ただ、送られた柴犬はその後、あちこちに散らばってしまったため、韓国で純粋な柴犬を探すのは難しいといわれてきた。

筆者も柴犬を育てたい、育てようと決めた後、韓国中を探し回った。日本から連れてくるのは体に負担がかかるだろうと思い、避けたかったのだが、ブリーダーからも「韓国で純粋な柴犬を探すのは時間がかかるし、丈夫な子が欲しくて、血統のことも考えるなら日本から連れてきたほうがいい」と言われた。

チェさんが熱を込めて柴犬の魅力を語る。「柴犬を育て始めて1年、2年と年を重ねるごとにすごく楽しくなってきました。柴犬は物事の吸収力が高く、どんどん違う犬へと成長していく。めったにほえないし、賢いし、すっかり柴犬にはまってしまいました」

そうして柴犬好きが高じて会社を辞め、柴犬のブリーダーの道を選んだ。今は日本から連れてきた30頭を育てていて、日本犬の調査研究や普及活動などを行う「日本犬保存会」が開催する大会にも出場し、埼玉地区などで賞も受賞している。

「最近は柴犬人気に乗じて、韓国でも柴犬のブリーディングを専門的にする人も出てきています。私自身、ブリーディングしながら、柴犬の質を高めるためにもっともっと勉強しなくてはと思っているし、他の人もそうあってほしいと思っています」(チェさん)

その日の集まりには日本犬保存会の関係者も招待されていた。韓国で柴犬の集まりがあると聞いて、まずは驚いたという。この関係者は顔をほころばせながら、こう語った。「今回、呼んでもらって初めて来ましたが、質の高い犬が何頭かいて、いいですよ。うれしいです。日本犬保存会も最初はこうした集まりから始まりましたから、韓国でも大きな広がりをみせてほしいです」。

集まりに参加した飼い主に柴犬を飼い始めたきっかけについて聞くと、「(人気ブログで書籍化もされた)『Maru in Michigan』で見て、なんてかっこいい犬だろうと思って」という人や、「(テレビドラマ・映画の)『マメシバ一郎』を見て、柴犬のとりこになった」という人、そして「精神的に疲れたとき、もともと犬が好きだったのでネットで検索していたら、その中で目を引いたのが柴犬でした。癒やされて、もう飼うしかないって思って(笑)」とネットで偶然見つけたという人も多かった。韓国で購入した場合もあれば、日本まで足を伸ばしたケースもあった。

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