【韓国】平昌五輪、開幕１年切って頼みは「お嫁さんにしたい」４６歳女優！？　組織委トップは「１日に１０回は辞めたくなる」とか…

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

　韓国・平昌五輪は２０１８年２月９日の開幕まで１年を切った。会場１２カ所のうち新設６競技場の建設は難航した当初から一転、今の工程率９６％と円滑にみえる。ところが、内情は火の車。不足する五輪予算４０００億ウォン（約４００億円）調達の目途は依然立たず、五輪後の競技場の活用法も不透明な情勢だ。

　入場券販売業務を担う金融パートナーは選出されておらず、その中で入場券の申し込みが２月９日から始まった。難問山積にも、朴槿恵大統領を巡るスキャンダルで政府の支援は鈍く、五輪組織委員会の李煕範（イ・ヒボム）委員長は「一日に１０回は辞めたい気持ちが生じる」と苦衷の心境を吐露しているという。

　２月９～１２日に国際スケート連盟（ＩＳＵ）のスピードスケート種目別世界選手権が開催された江陵スピードスケート競技場。総事業費１２６３億ウォン（約１２４億５０００万円）が投入された。

　朝鮮日報は、五輪で金メダル３個を含む７個のメダルを獲得する「長距離の皇帝」スベン・クラマー（３０、オランダ）が「立派な氷質と施設でいい記録が出そうだ」などと滑走した印象を語ったことを紹介し、施設の完成度の高さを実証しようとした。

　ところが、この施設は五輪後の活用計画が未確定なのだ。当初は維持費がかさむ設備になる懸念から撤去の計画だった。それが１６年初めに突然、存続に方針へ変更。

　背景には、朴大統領の友人で「影の指導者」と言われる崔順実（チェ・スンシル）被告の親族が主導した冬季スポーツ英才センターが事後管理に関与しようとした疑惑が取り沙汰されて議論となった。

　韓国代表のトレーニング施設や展示場としての活用計画が挙げられるが、運営主体はまだ決まっていない。撤去には１００億ウォンが掛かり、存続させればメンテナンスで年間３０億ウォンの膨大なコストが試算され、進退窮まった感がある。

　１２２６億ウォンの事業費で建設される開閉会式会場もコンサート会場として使用される構想があるだけで具体策は出ていない。しかも、式典当日は道路が狭いことから交通が大混乱すると懸念され、朝鮮日報は「『ロシアのプーチン大統領が来ても車の中で閉じ込められるだろう』という声が出ている」と伝える。

　ゴルフ場として活用されるクロスカントリー・バイアスロン会場に関しても、地元自治体の江原道が施設の維持・保守にかかる年間１４億ウォンを支援しているが、財政基盤の弱い江原道が五輪後も引き続き執行できるか懸念する声が早くも出ているという。

　韓国メディアは０２年ソルトレイクシティー五輪は遺産財団を設立し、五輪施設を遊園地として活用し、１６年の赤字９億ウォンに抑え、年々圧縮。競技場建設時から事後活用策を重点的に検討した１０年バンクーバー五輪は施設の黒字化に成功。１９９４年リレハンメル五輪ではいくつかの施設を仮設にし業務効率を高めるなどし４０００億ウォンの黒字を見た－と紹介し、韓国の計画の杜撰さを暗に批判した。

　膨大化した総事業費のため、２兆２０００億ウォンとした誘致当時の五輪予算も６０００億ウォンの不足が避けられず、五輪組織委はマーケティング収入を３０％増加させることで２０００億ウォンを手当て。だが、どうしても４０００億ウォンが不足するが「どう調達するかの計画も策定できずにいる」と朝鮮日報は問題視する。

　国政介入事件によって、国民の五輪への関心は薄く、崔順実被告関連企業に巨額を支出した大企業は財政的ダメージを受け、五輪組織委員会への企業スポンサー契約も３００億ウォン程度の契約が引き延ばしされるなど停滞する事態に陥っている。

　最大の課題は、入場券販売業務を行う金融パートナーがいまだに決まっていないことだ。１５年１０月に開始するはずだった入場券販売を今年２月に延期せざるを得なくなった。

　国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のメインスポンサーのＶＩＳＡ（ビザ）が昨年１０月、早く取引銀行を選定するよう要請してきたと李委員長が明かしている。しびれを切らして圧力を掛けてきたということだ。

http://www.sankei.com/premium/news/170214/prm1702140006-n1.html

（>>2以降に続く）

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