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【朝鮮日報コラム】平昌冬季五輪、温かくお客様を迎える韓国人ならではの「情」でおもてなしを[02/19]

1 :ろこもこ ★@\(^o^)/:2017/02/19(日) 09:42:33.47 ID:CAP_USER.net
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/17/2017021701668.html

数年前の夏、大阪に行った。日本への旅行は初めてだった。一行はみんなベッドがあるホテルではなく、日本の昔ながらの宿泊施設である「旅館」に泊まろうと言った。畳敷きの部屋に布団を敷いて寝たが、思った以上にふかふかだった。

 数日前、江原道地域の公務員と1年後に迫った平昌冬季五輪の話をした時、畳の話題になった。彼は「日本は畳の部屋を観光の売りにしているのに、韓国ではオンドル(床暖房)部屋にベッドがないと『外国人客を迎える準備ができていない』と批判される」とため息をついた。

 この冬、平昌と江陵の五輪競技場では、世界各国のトップ選手たちが出場する「テスト大会」が相次いで開かれている。江原道と五輪組織委員会が企画した文化イベントも多種多様だ。ところが、「国政介入問題」の張本人・崔順実(チェ・スンシル)被告らが冬季スポーツにまで魔の手を伸ばし、私利を得ようとしていたことが明らかになってからは、平昌冬季五輪に対する韓国国民の関心はかなり冷めてしまっているようだ。「国がこんな状況なのに、五輪ムードどころではない」という声をよく耳にする。

 江原道には来年の今ごろ、外国人数十万人が集まっているはずだが、国際化が進んでいないという指摘も事実だ。ベッドのある部屋の数が足りず、飲食店はテーブル席ではなく座卓が多いことや和式トイレ、英文表記のないメニューは改善する必要がある。江原道もこうした問題をどう解決すべきか頭を抱えている。

 だが、見方を少し変えてみてはどうだろうか。メニュー表記もそうだ。日本の「すし」を英語で「Sushi」と書くように、キンパプ(韓国のり巻き)はひとまず韓国語の発音通り「gimbap」と書いてこそ、韓国料理の名前が世界に正しく伝わるだろう。これに食材や調理法を英語で説明したり、写真を添えたりするのに越したことはないが、現実的に見てすべての飲食店に適用するのは容易でない。

韓国料理や文化を各国の言語で伝えるモバイル・アプリケーションを作るほうが効果的かもしれない。江原道は「ツアー江原」というアプリを作り、4カ国語で観光情報を今年から提供している。五輪期間中は各競技場はもちろんのこと、観光名所周辺の無料公共Wi-Fi(近距離無線LAN接続サービス)がつながるようになる。世界的に優れた情報技術(IT)環境は韓国の誇りだ。

 韓国に関する情報を見てやって来る外国人客の中には、体がしんから温まるオンドルや、あぐらをかいて食事ができる座卓に興味を持ち、それを経験したいという人も多いだろう。彼らが自分の国に戻って韓国料理店を見かけた時、「ショート・リブ・スープ(Short Rib Soup)」でなく「カルビタン(Galbitang)」と韓国語の料理名で注文できたらどんなにいいことか。

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は先日、平昌に「皆さんは来年、五輪で新たな地平を開くのです」というメッセージを送った。五輪期間中に韓国人が世界を魅了できる最高の「ソフトウェア」は、温かくお客様を迎える韓国人ならではの「情」ではないだろうか。外国人客が「韓国にまた来たい」と思えるような思い出を作ってこそ、五輪が成功したことになる。

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