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【毎日新聞】「生涯旅人」を貫く在日韓国人

1 :鴉 ★@\(^o^)/:2017/03/10(金) 23:51:49.13 ID:CAP_USER.net
「生涯旅人」を貫く在日の友

 「生涯旅人なのか」と思わせる在日韓国人の友人がいる。名前はLさん。「まちづくりコンサルタント」や「小さな宿泊施設経営」などを、そのときどきの業として還暦を迎えた。

 その昔、Lさんが大阪の天下茶屋を歩いていて飛田新地に迷い込んだ。当時はそこに1957年の売春防止法の施行で姿を消したはずの風景が残っていた。

 典型は立派な唐破風の、今は料亭の鯛よし百番だろう。唐破風とは、もとは寺社建築などの入り口の「むくり屋根」と呼ばれる山のような形の切り妻の造形のことだ。背後に極楽浄土があるとの思いから銭湯などにも用いられた。で、鯛よし百番の場合は、玄関を入ると「極楽」に通じる小さな太鼓橋までしつらえてある。

 その周囲の街では、開け放たれて赤や青の照明が照らす玄関先に、着飾った若い女性と年配の女性が座っている。その風景の意味に気づいたLさんは、びっくり仰天。たまたま近くを歩いていた「初老のあんちゃん」に声をかけたという。

 「ここ、一体どうなっとるんです?」

 すると返ってきた答えは、

 「なんや、飛田新地のこと、知らんのか。おまえ、日本人と違うんちゃう?」

 「そらまあ、在日韓国人ですけど……」

 Lさんが答えると男は、少しおびえてバツの悪そうな顔で足早に夕暮れの街に消えていったという。

 この話を聞かせてくれたLさんは、実は熱血とも言える「大阪大好き人間」−−在日の視線をキープしながら「生涯旅人」を貫こうとしているかのようだ。

<ものがたり観光行動学会副会長 高田公理>
http://mainichi.jp/articles/20170310/ddf/012/070/009000c

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