【北朝鮮】韓半島の安全保障、「6回目の核実験」が分水嶺に

らむちゃん ★＠＼(^o^)／

朝鮮日報日本語版2017/04/15 08:27
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/15/2017041500403.html?ent_rank_news

北朝鮮が6回目の核実験を行うかどうかが、韓半島（朝鮮半島）と北東アジアの未来を決める重大な「ターニングポイント」として浮上した。

今年に入って北朝鮮が各種の弾道ミサイル実験を強行していた時点でも、数多くの専門家が「4月15日の太陽節（故・金日成〈キム・イルソン〉主席の誕生日）ごろに行う6回目の核実験」を、予想される手順に挙げていた。

しかし、先週の米中首脳会談をきっかけに雰囲気が変わった。米国のトランプ政権はこれまでとは異なり、最高レベルの軍事的圧力を通して「挑発したら叩く」と警告しており、中国も「独自の北朝鮮制裁」という異例のカードで核実験阻止の意思を見せている。

韓国政界の「北朝鮮対話派」も、「6回目の核実験をやったら金正恩（キム・ジョンウン）体制の維持は難しいだろう」（文在寅〈ムン・ジェイン〉『共に民主党』大統領候補）と、強硬な立場へと旋回した。

南成旭（ナム・ソンウク）高麗大学教授は14日「こういう状況で金正恩委員長が核実験を強行したら、米中は『決断』を下さざるを得ない。韓半島と北東アジアの安全保障の構図は、6回目の核実験の前と後では違うだろう」と語った。

米国NBCテレビは13日（現地時間）、複数の米国政府機関関係者の話を引用して、北朝鮮による新たな核実験が確実視される場合、米国は先制攻撃を行う準備ができていると伝えた。

「トマホーク巡航ミサイルを発射できる駆逐艦2隻が北朝鮮に向かっており、このうち1隻は豊渓里の核実験場から300マイル（約483キロ）離れたところに配置されている」という。

こうした報道は、北朝鮮が核実験の準備を終え、金正恩委員長が「ボタン」を押しさえすればいい状態だという「38ノース」の分析の直後に行われた。「シリアのように爆撃できる」という強力なメッセージになるわけだ。