【北朝鮮】正恩氏、精神“疾患”衝撃分析　深刻な体調不安か…ミサイル８連発に医療専門家「パラノイド的傾向も」[5/24]

ねこ名無し ★＠＼(^o^)／

　北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長が暴走している。今年だけで８回もの弾道ミサイル発射を強行し、「６回目の核実験」もチラつかせている。レックス・ティラーソン米国務長官は「失望した。憂慮すべきだ」と突き放し、米国のニッキー・ヘイリー国連大使は「パラノイア（偏執狂）の状態だ」と非難している。

　医療専門家は、正恩氏を妄想型の性格である「パラノイド」との見方を披露する。深刻な体調不安も指摘するなど、国家リーダーとして冷静な判断ができるのか極めて疑わしい。狂気の独裁者を放置していいのか。

　「（これ以上、『核・ミサイル開発』を継続すれば）制裁を含むさらなる重大な措置を取る」

　国連安全保障理事会は２２日、北朝鮮による２１日の新型中距離弾道ミサイル「北極星２」発射に「最大限の懸念」を表明し、強く非難・警告する報道声明を発表した。

　非難声明だけでは、北朝鮮の「核・ミサイル開発」を阻止できないため、ドナルド・トランプ大統領率いる米国は世界最強の空母打撃群などで北朝鮮を包囲するとともに、石油や電力、船舶などの分野で追加制裁を模索しており、中国との間で協議を進めている。

　そんな緊張状態のなか、米海軍が待機する日本海に弾道ミサイルを撃ち込むのだから、正恩氏は尋常ではない。

　北朝鮮は今年、異常なペースで弾道ミサイルを連射している。２月１２日の新型中距離弾道ミサイル「北極星２」を皮切りに、３月６日、同月２２日、４月５日、同月１６日、同月２９日、５月１４日、同月２１日－だ。

　特に、３月６日の弾道ミサイル４発は、うち３発が日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）に落下した。もし、付近で漁船などが操業していれば人的被害もあり得た、危険極まりない行動だった。

　常軌を逸した行動を指して、前出のヘイリー氏は「正恩氏＝パラノイア」と喝破した。米太平洋軍のハリー・ハリス司令官も１７日の講演で「（正恩氏を）正気に戻すことが大事」と語った。これまでも正恩氏は「狂気に取りつかれている」としか思えない残虐性を見せている。

　２０１３年１２月に後見人で義理の叔父である張成沢（チャン・ソンテク）氏を粛清した。１５年４月には、人民武力部長（国防相に相当）だった玄永哲（ヒョン・ヨンチョル）氏を公開処刑したとされる。正恩氏が開いた会議で、玄氏が居眠りをしたのが理由と伝えられている。

　韓国の情報機関、国家情報院は昨年１０月、正恩体制で同年１～９月に６４人が公開処刑されたと国会に報告している。

　今年２月には、異母兄である金正男（キム・ジョンナム）氏が、マレーシアの首都クアラルンプールで、猛毒の神経剤ＶＸで毒殺された。北朝鮮工作員の関与とともに、正恩氏の命令が疑われている。

　一連の行動は「パラノイア」に該当するのか。

　臨床心理士の矢幡洋氏は「パラノイアというのは、統合失調症の中で妄想を主要な症状として、それ以外はあまり症状は目立たず、通常の生活を送ることができる。統合失調症の妄想型といっていい」と指摘し、正恩氏については「パラノイアは少し言い過ぎで、妄想型性格の『パラノイド』といった方が合っているのではないか。非常に猜疑心（さいぎしん）が強く、客観性のない思い込みに陥りやすい、恐怖心が強いのと同時に攻撃性も強いというような性格傾向だ」と分析した。

　国際社会の強い批判を受けながら、弾道ミサイルの発射を強行する姿勢にも、パラノイド的な傾向が現れているという。

　矢幡氏は「国際社会あるいは米国単独で『自分に致命的な攻撃をいずれ加えてくるに違いない』という被害的な思い込みがあるのではないか。『原因は何にあるのか』ということまで思いつかず、一方的に『相手が悪意でやっている』というような発想しかできないあたりは、少しパラノイド的だなという気がする」と解説する。

　精神面だけでなく、体調面でも正恩氏は深刻な問題を抱えている可能性が伝えられている。

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170524/frn1705241100003-n1.htm

（>>2以降に続く）

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/images/20170524/frn1705241100003-p1.jpg
弾道ミサイル発射を視察する正恩氏。笑顔すら怖い（ロイター）

【北朝鮮】正恩氏、精神“疾患”衝撃分析 深刻な体調不安か…ミサイル８連発に医療専門家「パラノイド的傾向も」[5/24]

【北朝鮮】正恩氏、精神“疾患”衝撃分析　深刻な体調不安か…ミサイル８連発に医療専門家「パラノイド的傾向も」[5/24]