【THAAD】韓国国防相「大統領府の発表は事実と異なる」[06/02]

たんぽぽ ★＠＼(^o^)／

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/02/2017060200879.html

　韓国国防部（省に相当）の韓民求（ハン・ミング）長官（写真）は5月28日、韓国大統領府（青瓦台）の鄭義溶（チョン・ウィヨン）国家安保室長と昼食を共にした際、鄭室長が高高度防衛ミサイル（THAAD）のランチャー4基が韓国国内に新たに持ち込まれていることについて尋ねると「そんなのがありましたか」と答えたという。大統領府が5月31日のブリーフィングで明らかにしたこの発言を根拠に、韓長官は「THAADランチャー4基の追加搬入を隠蔽（いんぺい）した」といわれている。

　しかし韓長官は、31日に大統領府が行った調査で「青瓦台の発表内容は事実と異なる」という趣旨の内容を語ったといわれている。大統領府の調査で韓長官は、28日の昼食で鄭室長と対話を交わした状況を細かく説明したといわれている。韓国政府の消息筋は1日「韓長官は、青瓦台の調査の過程で『THAADのランチャー4基の追加搬入について、当時鄭室長と誤解がないほど話をした』という趣旨の内容を語ったようだ。『そんなのがありましたか』と発言したことについても、韓長官は『事実と異なる形で公になっている』と言ったらしい」と伝えた。

　問題は、5月28日の昼食には陪席者がおらず、二人の間でのことなので、二人の話が食い違っている場合、客観的な確認が難しいという点だ。韓長官は、大統領府の最終調査結果の発表を見守った後、自分が弁明した内容と差がある場合、公式に立場を表明することも検討しているという。

　これに関して韓長官は31日、国防部出入りの記者の質問に対して「調査が行われている最中なので、個別の事案一つ一つについて話すのは役に立たないだろう。ただ、対話をしてみるとお互い見方に差が生じる可能性はあり、ニュアンスの差だとか、こういうところにああいう差があるという話がなされるのではないかと、そんな考えを持っている」と答えた後、これ以上の言及は避けている。