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【軍事】北朝鮮の核ミサイルは迎撃しても安全装置作動で起爆せず?それでも激烈な電磁波+化学液+ミサイル破片の「豪雨」…[6/10]

1 :ねこ名無し ★@\(^o^)/:2017/06/10(土) 20:19:43.72 ID:CAP_USER.net
 関係者と過日行った北朝鮮のわが国に対する核ミサイル攻撃のシミュレーションは途中で早めの休憩に入った。「部屋の空気が一瞬滞留した」ように感じたほど、参加者が受けた衝撃があまりに強かったためだ。小生も事態の深刻さに、少し気持ちが悪くなった。

 現在、日本に襲来する敵弾道ミサイルを迎え撃つ切り札は、海上自衛隊のイージス艦搭載迎撃ミサイル《SM3》と航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット《PAC3》の2段構え。シミュレーションは、次のシナリオで始まった

 《高度500キロの宇宙空間=洋上で迎撃するSM3が、北朝鮮の核ミサイルを撃ち漏らした。従って、大都市圏などに配備され、高度15キロで迎撃するPAC3が撃ち落とさなければならない最終局面を迎えた》

 SM3の撃ち漏らしは、おびただしい数のミサイルが一度に向かってくる《飽和攻撃》など複数考えられたが、いつもなら問題提起される課題は今次シミュレーションでは分析対象外となった。

 ともあれ、シミュレーションでは、より根源的課題でありながら「定説」を信じ切っていた危機管理上の甘さが、残酷なほど鋭利に突き付けられた。

 PAC3迎撃に成功すると、参加者は「皆」、安堵の表情を浮かべた。否。「皆」ではなかった。A氏が言った。

 「核爆発は起きないのか?」

 B氏が言い切った。

 「起きない」

 核弾頭の起爆装置は通常、幾重にも掛けられた安全装置でロックされ、迎撃の衝撃を受けても、装置の働きで核爆発が起きないとされている。それ故、B氏の答えは「定説」に沿っていた。

 A氏はたたみ掛けた。

 「核ミサイルの上空における迎撃の実証実験結果を掌握しているのか?」

 「部屋の空気が一瞬滞留した」のはこの時だった。核保有国はコンピューター・シミュレーションを実施しているに違いあるまいが、実証実験が公表されたケースは「皆無」だ。

 核ミサイル迎撃の実証実験は、行われれば各種監視機能で判明するので、実際上も「皆無」であろう。もっとも、事故による“実例”は存在する。

 A氏は軍事史に刻まれた事故による“実例”を話し始めた。

 《1980年9月18日/米アーカンソー州ダマスカス郊外/午後6時30分/第308戦略部隊が所在するミサイル発射基地・ミサイル格納施設》

 《2名の若い作業員が、核弾頭が装填された大陸間弾道ミサイル・タイタンIIの保守点検作業をしていた。内、発射口(=最上部)近くの1名が誤って手を滑らせて重さ3キロのレンチを落とした。レンチは発射サイロの中を加速して落下し、数メートル下のミサイル最下部=1段ロケットの燃料タンクにぶつかった。結果、タンクの表面に穴が開いた》

 《異臭と共に、サイロ内にミサイル燃料が漏れ出し、揮発しだした。燃料の燃焼力は極めて強く、超弩級の爆発も想定された》

 《ミサイル格納施設内の作業員4名は非常口から脱出した。午後9時までに、基地内の総員に退避命令が、午後10時には周辺住民の避難が始まった。が、指揮命令系統の乱れで、決死の覚悟で緊急出動した技術者らが事故現場=サイロ内に立ち入り、燃料濃度測定などを敢行したのは翌日未明に入ってだった》

 《技術者は、次の命令待ちの態勢にあった。と、午前3時、ついにサイロ内で燃料爆発が起こった。9メガトンという、当時の米国で最大級の威力を有す核弾頭が爆風で空高く吹き飛ばされ、30メートル離れた地上に落下した》

 《幸い、安全装置が作動して核爆発は免れた》

 話し終えたA氏は、最後にこう付け加えた。

 《安全装置の作動停止や、高電圧の熱電池が爆発した末に起爆する可能性を警告する米国人専門家は少なくない》

東京上空40〜50キロで核爆発が起きたら…

http://www.sankei.com/premium/news/170610/prm1706100014-n1.html

>>2以降に続く)

http://www.sankei.com/images/news/170610/prm1706100014-p1.jpg
北朝鮮の労働新聞が5月22日掲載した中距離弾道ミサイル「北極星2」の実戦配備に向けた「最終発射実験」の写真 (共同)

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