【韓国与党代表】「姓少数者」発言に性的少数者から抗議相次ぐ[6/23]

右大臣・大ちゃん之弼 ★＠＼(^o^)／

与党「共に民主党」の秋美愛（チュ・ミエ）代表が22日、「性的少数者（セクシャル・マイノリティー）をバカにした」と非難を浴びた。秋美愛代表は同日、国会で都鍾煥（ト・ジョンファン）文化体育観光部（省に相当）長官の就任あいさつで訪問を受けた際、「政界では『都』という姓は珍しく、『秋』という姓も珍しい。『姓』少数者が長官になったのは歴史的事実だ。『姓』少数者党代表、『姓』少数者長官が今後の文在寅（ムン・ジェイン）政権成功のため多くの成果を挙げると信じて疑わない」と述べた。都鍾煥長官と秋美愛代表自身が韓国では珍しい姓であるため、「性（ソン）」と韓国語で発音が同じ「姓（ソン）」をかけて言ったものだが、「社会的差別を受けている性的少数者を冗談の題材にしたのは不適切だ」と指摘する声が上がっている。

　野党「正義党」のパク・ウォンソク党代表候補は正式コメントで、「韓国社会で性的少数者が市民として同等の権利をいまだに享受できていない現実を考えると、秋美愛代表の発言はたとえ冗談であっても不快感や心の傷をもたらす可能性がある不適切な表現だ」と述べた。

　進歩系支持者や性的少数者からの抗議も相次いでいる。インターネット上には「弱者をネタにして冗談を言うために政治をしているのか」「性転換手術の費用のことで悩んだことがあるのだろうか。我々をバカにするな」などの書き込みもある。波紋が広がっていることから、秋美愛代表はソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）「フェイスブック」の自身のアカウントから発言を削除し、共に民主党も党の公式発言資料からこの部分を消した。大統領選挙時、同党の大統領候補だった文在寅現大統領は同性愛について、「私もまあ、好きではない」と発言、正義党支持者や性的少数者から反発を買った。共に民主党関係者は「秋美愛代表は性的少数者をおとしめようという意図では決してなかった」と説明している。

ウォン・ソヌ記者

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

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記事入力 : 2017/06/23 10:26