【韓国紙】映画「伊豆の踊り子」には絶対美があった　韓国系の山口百恵の歌声[07/28]

LingLing ★＠＼(^o^)／

「こぼす涙もあかい色」...「伊豆の踊り子」には絶対美があった
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ヤマグチモモエ（山口百恵）という日本の歌手兼女優がいる。私は彼女をぼんやりとインターネット上で初めて見た。

彼女が日本列島を騒然とさせた引退宣言直後の日本武道館で行われた1980年の最後の公演の場面だった。

最盛期を謳歌した21歳の大型歌手の引退宣言に日本は賑わった。

彼女の引退公演は涙の海だった。公演場周辺は長蛇の列を作り、一緒に出演した同僚歌手たちも公演の間、涙を拭った。それだけ彼女の引退は、当時の日本大衆文化界に大きな喪失感をもたらした。

最後の公演の様子を見ていた私を最も驚かせたのは、21歳とは到底信じられない彼女の凄然とした目つきだった。

俗な表現にすると、海千山千をすべて経験し現れたそんな超越者の目のようだった。

彼女はその目で「さよならの向う側」という歌を歌った。

歌を終え、「わがままな私を許してください。幸せになります」という挨拶の言葉を残して舞台を永久に去った。

彼女が引退を宣言したのは、当代最高の俳優だったミウラトモカズとの結婚生活に専念するためだった。

14歳のときにタレント発掘番組に入賞し、芸能界にデビューした彼女はまさに大型新人だった。

憂いのあるハスキーな声、悪い少年のような中性的魅力、華やかでも悲しげな外見に人々は魅了された。

日本の大衆文化の流入を制限した韓国では、彼女の存在が口から口へと伝わる程度だったが、中国や台湾、香港での彼女の人気はすごかった。

アニタムイやレスリー・チャンは彼女の大ファンで、彼女の歌を数曲翻案して歌った。

山口百恵が私を更に劇的に喚起させたもう一つの理由は、彼女が韓国系だったからだった。

彼女より先に日本列島を揺るがした第一世代の大型歌手である美空ひばりがそうだったように、第二世代の女王であった彼女も、韓国系だという説が有力だ。

百恵は貧しい家庭で育った。彼女は、家庭に不誠実な韓国系の父と、病める母、そして幼い弟を助けなければならない少女家長だった。

私はひざを打った。あ！そうだったんだ。やっと彼女の目つきが理解できた。彼女がそんなに早くに全スポットライトを投げ出して完璧な家庭を築くことにこだわった理由も分かるようになった。

山口百恵は歌手だけでなく、映画女優としても大きく成功する。彼女の出世作が1974年、ニシカワカツミ（西河克己）監督が演出した「伊豆の踊子」だった。

川端康成の原作小説をスクリーンに移したこの作品で、主人公のかおる役を熱演した彼女はスクリーンスターへとかけ上がる。

後日、夫となったキムラトモカズ（※原文ママ）とはこの映画で一緒に主演を務め、交際を開始した。

映画には、山口百恵が歌う主題歌が流れる。前の部分に歌詞を紹介したが（※省略してます）まさにその歌だ。

歌は山口の独特なハスキーボイスとあまりにもよく合っていた。俳句の美学を連想させる歌詞も良かった。

「下田の浜をまた会う日は来るのやら/かわいい踊り子小首をかしげに/こぼす涙も紅い色」というくだりは、山口百恵の声ではない他の音色としては消化できないような、そんな絶対美が感じられた。（省略…）

ソース　毎日経済（韓国語）
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=103&oid=009&aid=0003986399

【韓国紙】 映画「伊豆の踊り子」には絶対美があった 韓国系の山口百恵の歌声[07/28]

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