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【人民新聞】Jアラートは朝鮮に対する恐怖と憎悪を煽る国民教育である。Jアラートは日本のイスラエル化の一例だ[10/10]

2 :ダーさん@がんばらない ★:2017/10/10(火) 14:36:00.02 ID:CAP_USER.net
アウシュビッツ訪問の悪用自民族中心主義の植え付け

多感な年齢の子どもたちにそんな暴力と殺害を見せる目的は、はっきりしている。それによってトラウマを抱えることになった子どもたちは、ユダヤ人以外は誰も信用せず、非ユダヤ人、とりわけパレスチナ人を恐れ憎むようになる。そういう子どもを作りたいのだ。そういう子どもは、将来軍に忠実で、上官の命令に従い、占領地でパレスチナ人を見たらむやみに発砲したがる兵士となるのだ。

こういう子どもに対する情緒的・精神的虐待に自分も加担していると意識する教員は、まだ僅かしかいない。

ホロコースト記念日にイスラエルの学校が生徒に伝えるメッセージは、異人種の人権を認め、虐げられる人々のために立ち上がろうというホロコーストが教える普遍主義的教訓ではなく、ユダヤ人以外の人間を常に警戒せよというメッセージだ。そして、非ユダヤ人によるユダヤ人虐殺を防ぐのはイスラエル国とイスラエル軍だけだ、と教えられる。

去年、イスラエルで最高の名門校の校長ゼエヴ・デガニが、自分はもう毎年恒例のアウシュヴィッツへの修学旅行を止めると宣言し、物議を醸しだした。アウシュヴィッツ訪問は、イスラエル生徒にとって通過儀式である。それが悪用されていると、校長が見抜いたのだ。極端な自民族中心主義を生徒に植え付けるためにホロコーストを「病的に、意図的に悪用している」と判断したのだ。

このアウシュヴィッツ訪問は、生徒の卒業寸前に行われる決まりで、それは卒業後すぐに3年間の軍務に徴兵されることと無関係ではない。イスラエルがホロコーストされないために強い軍隊が必要であることを伝えるためである。

しかし、デガニのような数少ない教員のおかげで、徐々にではあるが、異なるメッセージが伝え始められている。デガニは、内部告発する兵士集団「沈黙を破ろう」を学校へ招き、戦争犯罪への加担経験を話させた。

それを知った教育相で入植者政党の指導者であるナフタリ・ベネットは、「沈黙を破ろう」の学校出入りを禁止にした。さらに、ユダヤ人以外の人間を励ましたり同情する本や映画や演劇を生徒に見せることも禁止した。この処置が効果を発揮していることは、世論調査に表れている。今や生徒の方が親よりも極右である。パレスチナ人との和平をあり得ないと思う生徒は、80%を超える。

生徒への刷り込みは、和平を破壊するだけではない。イスラエル国民であるイスラエル内パレスチナ人との共存をも否定する考えを育てる。国民5人に1人がパレスチナ人であるのに、そのパレスチナ人から選挙権を取り上げるべきだと思う生徒は50%。アヴィグドール・リーベルマン国防相は、パレスチナ人国会議員を「ナチ」と呼んで、ナチと同じ運命をたどるであろうと言った。

この自民族中心主義が法制化され、イスラエルは世界中のユダヤ人の国家であって、国民の国家ではない、とする法律が成立したのである。イスラエル内パレスチナ人は事実上自分の故郷に住む外国人になってしまった。

デガニたちまともな人々は、今や平和と和解を推進する教育では、残念ながら敗北している。

現在の子どもが社会の担い手になることを思うと、イスラエル人とパレスチナ人にとって、未来は暗いと言わざるを得ない。

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