【韓国】韓国検察、崔順実被告に懲役25年求刑

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国政介入：韓国検察、崔順実被告に懲役25年求刑

韓国検察が懲役25年を求刑した。

　ソウル中央地裁刑事合議22部（裁判長：金世潤〈キム・セユン〉部長判事）で14日、崔被告などに対する職権乱用・権利行使妨害などの結審公判が開かれ、その際に検察はこのような求刑を行った。さらに検察側は、崔被告に対し罰金1185億ウォン（約122億5900万円）、追徴金77億9735万ウォン（約8億665万円）を科すよう併せて請求した。一部同じ罪で起訴されたアン・ジョンボム元秘書官には懲役6年、贈賄の罪で起訴されたロッテグループの辛東彬（シン・ドンビン、日本名：重光昭夫）会長には懲役4年の求刑を行った。

　検察側は、国を揺さぶった国政介入事件の中心にいたのが崔被告で、それによって大統領弾劾など前例のない大変な結果が発生しているだけに、崔被告には重い刑を請求したという立場だ。

　14日の結審公判で検察は「崔被告は（朴・前大統領と）親しい関係にあるのを利用して私欲のため国政運営に深く介入、私企業の資金を利用して財団を設立し、自らが運営に当たったり、自分と親しい特定の業者に特別待遇を与えるように仕向けた」「ところが被告は、（検察と特別検察官が）高圧的な捜査で事実関係をねじ曲げたとか、タブレットPCなど主な証拠を捏造（ねつぞう）したと言うなど、根拠のない主張で事件の本質を糊塗し、実体をねじ曲げようとした」と語った。

　さらに「韓国の憲法は、韓国の主権は国民にあり、全ての権力は国民に由来すると定めている。崔被告は、憲法の価値を保護すべき大統領と共に憲法的価値を大きく損ない、国家の紀綱を根本から揺るがした。被告は国政介入問題の始まりにして終わり」と、厳罰の必要性を主張した。

クォン・スンアン記者
チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

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