【朝鮮日報/コラム】文在寅政権の対日「職務放棄」外交[11/20]

<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん

文の頭には統一しかない。　日本を挑発し、嫌韓を煽るのはそのための手段だ。
本音では日本の嫌韓世論が盛り上がるのは、大歓迎だろう。

（コピペ）
観艦式の旭日旗挑発や徴用工判決の重大さは、それが文の　「外交方針」　である点だ。
韓国の司法は、他の途上国と同様、三権分立は名ばかりで、政権や世論に追従する。
だから賠償判決は、司法判断という形を取っているが、実際は文の対日外交政策だ。
単なる人気取りでなく、文の　「確信犯的な政策」　なのだ。

安倍は文との会談で何度も徴用工判決の日韓関係に及ぼす悪影響を伝えてきた。
また以前から外交ルートを通じて、日本の非妥協方針を伝えてきた。
■戦時徴用訴訟　和解を拒否　政府、韓国側に伝達　　2013.12.30 09:51
http://www.sankei.com/politics/news/131230/plt1312300007-n1.html
李明博元、朴クネ前大統領は、日本政府の意向を忖度してか、司法判断を凍結してきた。
文は、判決延期を要請した朴政権の司法の要人を訴追することで、賠償判決を容認した。
つまり、文は徴用工判決で　「意図的に」　日本との軋轢を生みだしたということだ。

この文の外交政策の目的は、賠償請求判決による　「日韓の離反」　にある。
今までの政権は日本に圧力を加えることで経済的利益や政権への求心力を得てきた。
文の狙いは、日本の嫌韓世論の盛り上がりとそれに反発する韓国の反日世論の激化だ。
日韓世論の反発が日韓の協調を弱め、韓国の北への接近を後押しすると考えているのだ。
言い換えれば、日韓離反が統一朝鮮（多分、連邦制）実現に役立つと考えているのだ。

日韓の離反は成功しつつある。次に文が狙うのは米韓の離反策だろう。
日韓、米韓の離反により　「統一（連邦制）の道を開く」　のが文のシナリオだからだ。
日米から解放され、孤立化し、中立化した韓国は、世論に押され急速に北に近づくだろう。

経済的損失、日米との関係の冷却化、国際的信用低下や孤立は織り込み済みだろう。
むしろ、そうした孤立や経済苦境が韓国民を統一へ動機付けると考えているようだ。
現時点では、韓国民が不利益や負担を覚悟してまで統一を望んでいるかは判らない。
しかし文は、統一こそが国際的孤立や経済的苦境から脱する道だと説いている。
文の　「危険な夢」　に韓国民が気付いているか判らないが、今のところ支持率は高い。

朝鮮民族の、夢が実現するか否かは、米中の出方と韓国の世論に左右される。
統一朝鮮が核抜き米軍抜きなら、米中共に緩衝国家として承認するだろう。
しかし、核抜き米軍抜き統一朝鮮は、実質的に中国の属国となる恐れがある。
文が、多分本音では、北の核放棄に熱心でないのは、そんな将来像から来ている。
文は核付きだからこそ、中国・米国・ロシア・日本に対抗できると考えているのだ。
属国を脱し、民族の悲願である　「完全独立政権」　実現には核が必須と考えているのだ。

もし、北が核を放棄しないまま南北だけで統一に進んだら、米中はどう出るか？
「民族の統一要求」　という大義名分に国際世論は反対できないだろう。
今まで、中国は北の核を阻止できなかったし、米国も経済制裁止まりだった。
文は、核付き統一朝鮮に対し米中が軍事介入は出来ないと読んでいるのだろう。

朝鮮民族の悲願が実現することは、核付きで強烈な反日国家が隣に生まれることだ。
統一朝鮮が、国民感情に押されて　「核の恫喝」　に出てきたら、どう対処するのか？
要求に従うことは日本が統一朝鮮の属国になることだ。　それも朝鮮の夢の一部か？
引き続き日米安保に頼るか、日本は重大な選択を迫られることになる。